- 2026.8.26
- 人間栄養学科
小児糖尿病サマーキャンプでの活動を紹介します
第35回目となる小児糖尿病サマーキャンプが8/16~8/22に国立江田島青少年交流の家で開催されました。
サマーキャンプでは様々なアクティビティを企画しますので、毎年6月頃から医師や看護師などをめざす学生と一緒に企画運営の準備をします。今回は、管理栄養士を目指す学生が取り組んだ企画と食事サポートの様子をご紹介します。
Ⅰ型糖尿病患児が食事の際に必要とするインスリン量は、食べる量(炭水化物の量)や食事前の血糖値によって毎回違います。子どもたちは、学生ヘルパーや医療スタッフと一緒に、献立表を見ながら炭水化物の量を計算します。これをカーボカウントと言います。そして盛り付けの際には、主食(主にご飯)と炭水化物の多いおかずを計量します。学生ヘルパーが電子秤で子どもたちのご飯を計りながらついでいました。好き嫌いもあったと思いますが、おかずのバイキングでは野菜にもチャレンジして、栄養バランスよくお皿に盛りつけていました。
【食育教室と食事の様子~子どもたちもカーボカウントをしっかり学んでいます】

さて、管理栄養士を目指す学生が企画するメインイベントは、「野外炊飯」です!
初めに「食育教室」で今回のメニュー “すき焼き” の作り方や注意点などを説明し、カーボカウントをする必要がある食品や調味料を確認しました。野外炊飯場に移動して、いよいよ調理開始!学生ヘルパーが見守る中、子どもたちはグループメンバーと協力し合って野菜をちぎったり、切ったりと作業を進め、熱中症予防対策をとりながらお鍋でぐつぐつ煮込んだら・・・牛肉と野菜がたっぷり入ったすき焼きの出来上がり!皆でおいしくいただきました。
【食育教室と野外炊飯の様子】

最後の夜は、恒例の「キャンプファイヤー」です。 練習してきたダンスを皆で踊ったり、ゲームをしたり・・・。 “キャンドルサービス” では、お互いに一人ずつと握手を交わし、感謝の気持ちを伝え合いました。
【キャンプファイヤーの様子】

最終日の午前は、医師が行う「糖尿病教室」と管理栄養士を目指す学生が行う「栄養教室」がありました。今年は、低学年を対象に「“カーボカウント”を意識しながら“栄養バランスを考えた一食献立”を組み立ててみよう」というテーマで行われました。食品カードを使って、楽しい雰囲気の中で食品に含まれる炭水化物量を確認し合った後は、ランチョンマットの教材を使って栄養バランスを考えつつカーボカウントを行う演習にチャレンジ!子どもたちはしっかり各自のランチョンマットを仕上げて、お土産に持ち帰りました。
こうして全ての企画を終え、昼食後に退所式が行われました。退所式では “広島もみじの会” から学生ヘルパーひとりひとりに感謝状が贈られました。また、管理栄養士を目指す学生から本学のオープンキャンパスに来場された高校生や本学学生が作成したプラバンを添えたおやつの詰め合わせセットをお渡しし、子どもたちも嬉しそうに受け取ってくれました。最後は、みんな笑顔で来年のサマーキャンプでの再会を約束しました。
【栄養教室の様子~感謝状をいただきました】

本学から参加した学生は、志を同じくする他大学の学生との共同作業を始め、OB・OGの皆さまとの交流や多数の医療関係者および広島もみじの会を支えてくださっている方々から多くのことを学び、サマーキャンプを無事に終えることができました。この貴重な経験を今後の学びに活かして欲しいと願っています。







