人間栄養学科

豊かな人間性を持ち、食と健康で人を支援できる管理栄養士を育てる。

人間栄養学科


食べることは、人の身体や心の大切な栄養となります。

本学科では、管理栄養士としての高度な専門知識や技能だけでなく相手を思いやる心、生命の尊厳への認識も
学び、人々の健康づくりを「食と健康」で支援できる、豊かな人間性を持つ人材を養成します。



伝統のある学科


本学科は、2002(平成14)年、広島県で最初に管理栄養土養成施設として厚生労働省から認可されました。多くの先輩が管理栄養士・栄養士の職場で活躍しており、臨地実習先や就職先で手厚くご指導いただくことができます。

管理栄養士養成課程


導入教育を実施し、専門性の深化を図ることにより、福祉・医療施設、地域への食育などに必要とされる「食と健康」のプロとしての栄養マネジメント能力を身につけます。



>在学生メッセージ~私と人間栄養学科~    >『未来へのターニングポイント』

 

特徴的な学び

  • 大学祭で “食品ロス” を考える

    本来なら食べられる食品が廃棄される “食品ロス”。この問題を考える「フードドライブ」(家庭で余っている食料を持ち寄り、福祉団体や施設に寄付する活動)を大学祭でNPO法人と共同で実施しています。食品の大切さを再認識し、啓発しています。

  • 安佐動物公園でメニュー開発

    「動物園らしさ」「地場産物」「栄養と健康」をキーワードに園内の食堂で提供するメニューを開発しました。現地見学や動物の特徴や生態を学んで、味やコスト等について意見交換を行いながら施策を重ねて開発した「ハヤシの中のキリン~季節の野菜を添えて~」は、来園者の人気メニューになっています。メニュー開発を通して、栄養面だけでなく動物園や食堂との連携についても実践的な学修の機会となっています。 広島市安佐動物公園

  • 実践力を高める。

    小児糖尿病患児と“サマーキャンプ”

    小児糖尿病患児やその家族、医療関係者で結成される「広島もみじの会」が年間を通して行う多彩なイベントに、毎年多くの学生が参加しています。中でも大きなイベントとして開催される4泊5日のサマーキャンプでは、医師や看護師などをめざす学生と合同で企画、運営に携わり、主に野外炊飯や食育の準備を担当します。実体験を通して、実践的な学びとともに思いやりの心を育みます。

  • 広島フードフェスティバル

    安佐北区でとれる食材を使った学生考案のメニューを販売。食材の収穫から、メニュー考案や試作・販売まで全て学生が運営。地域の方との交流を通じて、コミュニケーション能力を養うことができます。

  • 献血ルームで食事相談

    献血者の待ち時間を利用して、広島市中区にある献血ルーム “ピース” において食事診断と相談を行いました。前日の夕食の栄養バランスを分析し、貧血や減塩などについて食事アドバイスを行いました。相談内容が子どもの食事や間食、運動など、多岐に渡り、実践的な学びの機会となりました。

  • 海外研修

    シンガポールでの栄養学研修やオーストラリア・クイーンズランド州のウェラーズヒル小学校での食育活動など、近年では研修の場を海外にも広げています。専門科目の学修意欲の向上の他、異文化理解やグローバルな視野を持つ機会となっています。

学科別に見る就職先の特徴