建学の精神、校章



建学の精神

「真実に徹した堅実なる女性の育成」

世界に誇る日本女性の持つ伝統的美徳

(礼節・慈愛・勤勉・努力)の高揚はもとより、

社会風潮に惑わされることなく、

いかなる苦難にもくじけることなく、

強く正しく明るく生き抜く女性の育成を目指す。

創設者・武田ミキの想いは生き続ける。

創設者・武田ミキ

広島文教女子大学長時代(1971年)

創設者・武田ミキ

「育心育人」あっての、教育学部と人間科学部。

 「社会の正常なる発展は帰するところ人」。これは、広島文教女子大学の創設者・武田ミキが晩年に語った言葉です。社会の発展のために、何ができるか―武田ミキのたどり着いた答えは、「人づくり」でした。その理想の実現を目指して「心を育て 人を育てる」( 育心育人)という教育理念を掲げ、堅実な教育によって、実践力を備えた人材を多数輩出してきました。 そして二〇一九年四月、従来の人間科学部に加えて、教育のプロを育てる教育学部が誕生します。「社会の正常なる発展」に「人づくり」で貢献する創設者の願いは、文教の教育の中に、今も息づいています。

「育心育人」教育は新たなステージへ。

 男女共同参画がさけばれる現代社会の要請に応えるために、文教は男女共学化に挑戦します。 広島文教女子大学は、「心を育て 人を育てる」教育をとおして多くの若い女性の可能性を広げ、夢の実現を支えてきました。しかし、多様化が進み、急激な変動が当り前のようになった現代社会では、「人づくり」の重要度がいっそう高まっています。 これまで私たちが培ってきた、実績ある豊かな教育で、男子学生の夢の実現にも積極的に取り組みます。 「社会の正常なる発展は帰するところ人」。「広島文教大学」へと姿を変えても、創設者の精神は変わらずに生き続けます。

校章

校章

武田学園では、教育理念を表すものとして、謙虚・純情・忍耐を意味する「すずらん」、女子の清い操を象徴した清浄・潔白なる「雪の結晶」、女子の魂になぞらえる「鏡」を象った学章をこれまで大切にしてきました。
私たちは設立時の精神を受け継ぎつつ、男女がともに学びあう学園のシンボルとして、この学章にさらに次のような学びの願いを託します。すなわち、「すずらん」には学びに対する謙虚な姿勢を、その外郭の「雪の結晶」には学びの豊かな結実を、さらに外の「鏡」には人や社会の模範・手本となる人格の完成を。
そして私たちは、これからもこの学章を大切に守り続けます。




シンボルマーク

シンボルマーク

“心を育て 人を育てる”という理念のもと、学園創設以来60年以上にわたり、技術や技能だけではなく、その土台となる人間性を育む教育を行ってきた武田学園。これまで培ってきた教育力をさらに高め、多様な社会ニーズに応えるために、2019年4月「広島文教女子大学」は、「広島文教大学」へと生まれ変わり、教育学部新設、男女共学化、という大きな改革を実施しました。創設70周年を迎えるこの機会に、「武田学園」すべての意思を統一し、未来への発展や成長という思いを込めて、新たなシンボルマークとロゴタイプを制作しました。



教育理念

「育心育人」

さまざまな志を胸に、本学へ入学する学生たち。

そのひとりひとりを「教育力の文教」という名に恥じぬ
伝統の教育のもとで、誠実に育て
有為な人材を社会に輩出してきました。

その中で大切にしてきたことは、学問の修得だけではありません。

実直で思いやりに満ちた、豊かな人間性。

それを育むことが、「育心育人」を掲げる本学の考える真の教育です。

私たちはひとりひとりの学生に寄り添い、
新たな時代を目指す志を支えるため、進化を続けていきます。

これからも「心を育て 人を育てる」ために。

誠実に教育と向き合い続ける、広島文教大学です。




教育方針