教育学科４年生_合唱通信vol.７【最終号】

　教育学科４年生「合唱通信vol.７」です。

　11月4日の文教祭に向けて、教育学科４年生は全員合唱に取り組んできました。合唱通信では、その練習や取組の様子を紹介してきましたが、vol.7で最終号となります。これまでの合唱通信vol.1からvol.６も当ホームページに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

　11月４日土曜日に文教祭が開催され、教育学科4年生はいよいよ本番を迎えました。

　当日は大勢の観客の皆様に見守られながら、自分たちのハーモニーを響かせました。歌いながらこれまでの想いが込み上げ、涙を流している学生もいました。

　ご来場の皆様には4年生の姿がどのように映ったでしょうか。

　これまでの練習過程は、決して思い通りにはいかなかったようです。時にはぶつかったり、うまくいかなかったり。

　コロナ禍が直撃した世代の４年生。入学式もありませんでした。「話す」どころか人との距離は「離され」、「歌う」ことなどもっての外だったあの頃の日々。それを乗り越えてきた彼らは、「話す」ことの大切さも「歌う」ことの尊さも、人一倍感じられる心を培ってきたことでしょう。

　合唱を通して一人ひとりが感じられた想いが、これからの人生の糧になることを願ってやみません。

　最後に、学生の声を紹介して、この合唱通信を締めくくります。

　「合唱がとても楽しく感じられるようになりました。それぞれ道は違っても合唱を通して一つになれた機会は自分にとって忘れられない思い出となると思います。」 　

「歌う目的もそれぞれ違うし、感じることもそれぞれ違うと思うけれど、何人もの同じ年の人が集まって１つのことに取り組むことはもうないと思うので、一生の宝物にしたい。」

　遠方からはるばるご来場くださった保護者の皆様、地域の方々、高校生の皆さん、卒業生の皆さん、本当にありがとうございました。
これからも教育学科４年生一同、心を一つに、卒業に向かって進んでいきます。