～介護福祉士実務者研修の様子です①～

６月にご紹介した介護福祉士実務者研修の演習の様子をお伝えします。６・７月は講義が中心でしたが、８月からは演習が本格的に始まりました。

こちらは衛生的手洗いの様子です。まず普段している手洗いをし、グリッターバグという機械で洗い残しがないかを確認します。この機械は洗い残している部分を白く光らせて教えてくれます。

洗い残している部分を記録し、洗い残しがないように意識して手洗いを行います。

こちらは車いすを実際に操作している様子です。自分で操作し、車いすに乗ったままドアを開けてみたり、長い廊下を進んでみたり・・・。車いすを使用し生活をしている方を見かけますが、どのような配慮があれば生活しやすくなるのか、またどのような生活動作が難しく感じるのか、と考える機会となりました。

介助をさせていただく側が知っておかなければならないことはたくさんあります。

続いて、高齢者疑似体験の様子です。

高齢者疑似体験セットを装着し、腰が曲がった姿勢を体験します。階段を上り降りしたり、浴槽を跨いだりしました。また、和室で手袋をつけ、視界が濁り見えにくくするシートを貼った眼鏡を装着し折り紙をしました。どの動作も思うように身体を動かせなかったり負担を感じることがあったりと、普段感じられない難しさを知ることが出来ました。

受講生の皆さんはとても良い緊張感で取り組まれています。演習で自らがさまざまな体験をすることで、より学びを深めていきます。