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広島文教大学
  • 2026.09.30
  • *お知らせ

Lapu-Lapu Cebu International College(LCIC)を訪問

本学では、フィリピン・セブ島にある姉妹校 Lapu-Lapu Cebu International College(LCIC) への留学プログラムを実施しています。学生は、LCICのCenter for English Language Studies(CELS)で英語を学びながら、現地での生活や学生との交流を通して、実践的に英語を使う経験を積みます。

 このたび、今後の留学プログラムの充実と学生支援につなげることを目的に、9月14日から18日までLCICを訪問しました。

キャンパスや授業、学生寮、食堂、医療サポートなどを実際に見学するとともに、LCIC関係者との意見交換や、学生が利用するセブ市内の施設も訪れました。
 現地で、見て・聞いて・感じたことをレポートします。

 

「英語を勉強する場所」だけではないLCIC 

 LCICのキャンパスでは、学生証を利用した入構管理やセキュリティスタッフの配置など、学生が安心して生活するための環境が整えられていました。教室と教員・留学担当スタッフのオフィスも近く、学生が必要なときに相談しやすい環境となっています。 

 授業では、ディベートやプレゼンテーション、学生同士が教室内を移動しながら行うアクティビティなど、学生が実際に英語を使うことを重視した活動が行われていました。 

 また、LCICの特徴の一つが、日本人学生とフィリピン人学生が交流する「Buddy System」です。1対1で会話をしたり、グループでゲームやアクティビティを行ったりしながら、英語を使って交流します。教室で「英語を学ぶ」だけでなく、授業の外でも英語を使い、現地の学生と友人になる。こうした経験が、英語を「知っている」ことから「使える」ことへの一歩につながります。 

 

学びを支える、充実した生活環境 

 学生寮はキャンパス内にあり、男女別のフロアや学生証による入館管理など、安全面にも配慮されています。24時間体制で寮母が常駐し、学生生活をサポートしています。 

 寮内には共同スペースやキッチン、洗濯設備があり、最上階には大浴場やシャワー、屋外には露天風呂も設置されています。海外で生活する学生にとって、学習だけでなく、心身をリラックスさせることのできる環境が整っていることも大きな魅力です。 

 食堂では、日替わりで複数のメニューが提供され、温かいご飯や味噌汁、サラダなど、日本人学生にもなじみやすい食事が用意されています。 

 さらに、学内には24時間体制のメディカルセンターがあり、保健師が常駐。日中はメディカルセンター内で医師による診察や、日本語で対応できる通訳スタッフによるサポートも受けられます。海外生活における学生の健康面を支える体制も確認することができました。 

 

「完璧な英語」より「伝えようとする力」 

 LCIC関係者との意見交換では、英語を母語としない学生同士が英語を使ってコミュニケーションすることそのものに、大きな学びがあるという話がありました。 

 セブでは、学校だけでなく、街中のさまざまな場面で英語に触れることができます。英語を使って生活する中では、必ずしも完璧な英語を話せる必要はありません。分からなければ言い換え、身振りや表情を使いながら、相手に伝えようとする、そうした経験を重ねることが、実際のコミュニケーションにつながっていきます。 

 LCIC関係者からは、日本人学生は留学当初は控えめでも、現地での生活を通して徐々に積極性が生まれ、自分で行動する力を身につけていく学生も多いとの話もありました。 

 留学は、英語力を伸ばすだけの機会ではありません。異なる文化の中で生活し、さまざまな人と関わり、自分で考え、行動する。その経験そのものが、学生の成長につながります。 

 

LCICとの連携を、次の学びへ 

 今回の訪問では、LCIC関係者との意見交換を通して、学生の学習面・生活面における支援や、留学中の学びをより充実させるための方策についても意見を交わしました。今回の視察で得られた知見を、本学学生への留学前の情報提供や準備、現地での学習・生活支援、そして帰国後の学習につなげることで、学生一人ひとりがLCICでの経験をより有意義なものにできるよう、今後の留学支援に活かしていきます。 

 今回の視察を通して、LCICでの留学には「英語を学ぶ」だけではなく、「英語を使って人とつながり、新しい環境の中で自分自身を成長させる」という大きな可能性があることを改めて実感しました。 

「間違ってもいい。まずは英語を使ってみる。」 

セブでの留学が、学生にとって新しい世界に一歩踏み出すきっかけとなることを期待しています。 

 

国際交流委員会

Bunkyo English Communication Center

渡瀬 弥恵子