• 2023.7.19
  • 教育学科

教育学科4年生_合唱通信vol.3

 教育学科4年生「合唱通信vol.3」です。
 7月の合唱の様子を紹介します。7月の合唱練習も、6月同様、毎月1回の「プログラム育心」の時間を利用しました。7月12日に行われた「プログラム育心」のこの時期は、まさに教員採用試験シーズンの真っ只中!!学生の緊張感も日々高まるなかでの集まりとなりました。

 7月は、「歌詞の意味を考えよう」という合唱委員の呼びかけで、グループに分かれて歌詞の意味を読み解いていきました。その上で、「どのような気持ちで歌いたいか」という思いを出し合いました。

 

 

 

 

 私たち4年生がこの度の合唱で選曲した1つは、日本の音楽ユニットYOASOBIが歌う『群青』という曲です。この曲は、将来や夢や目標に対して不安を抱く人の背中をそっと押してくれる応援歌になっています。現代のPOPSシーンを彩る代表的な曲の1つですが、歌詞を読み解いていくと、私たち4年生の今の心情と重なり合い、自分事として受け止められるような言葉が随所に広がっています。

 

“感じたことない気持ち 知らずにいた想い あの日踏み出し 初めて感じたこの痛みも全部 好きなものと向き合うことで 触れたまだ小さな光 大丈夫、行こう、あとは楽しむだけだ” 

 →この歌詞に対して、ある学生は、
『群青の歌詞について改めてしっかり確認すると、今の自分たちの想いが込められているように思いました。あとは楽しむだけだの歌詞があったように最後は楽しむだけと思えるようにしっかり勉強して対策をして教員採用試験に挑みたいです。』
と述べています。

 

 

 

 

 “感じたままに進む 自分で選んだこの道を 重いまぶた擦る夜に しがみついた青い誓い 

好きなことを続けること それは「楽しい」だけじゃない 本当にできる? 不安になるけど“

 

 →この歌詞に対して、ある学生は、

『今日の練習では、「群青」の歌詞の意味について考えました。この曲は明るいだけの曲ではなく、色んな葛藤や悩みを抱えながら前に進もうとする気持ちが込められた曲です。自分も悩んだり勇気が出なかったりすることがありますが、考えたり立ち止まったりしながら少しずつ前に進んでいきたいと思います。』

 と述べています。

 

歌詞と向き合うことで、自分自身の気持ちや仲間の心情にも向き合えた、充実した時間となりました。

 

 

最後に、今日の活動の学生の感想を1つ紹介して終わります。

『歌詞の意味をそれぞれのゼミで捉えて、同じ歌詞でもそれぞれの学生がどのように感じているのかの違いや共通点が分かった。みんな、進路について不安を抱いているなかで、それでも最終的には明るい心持ちで挑んでいこうという姿勢を持っている学生が多かったことから、自分も同じように就職活動や今取り組むべきことに取り組んでいきたいと感じた。』