• 2021.11.2
  • 教育学科

児童クラブへ実習に行きました

 

令和3年10月25日(月)~29日(金)の5日間、

初等教育専攻1年生98名が、「児童の理解」の授業で児童クラブへ実習に行きました。

 

大学近隣にある可部児童クラブ・可部南児童クラブ・倉掛児童クラブの3施設でお世話になりました。

 

 

 

 

 

 

 

1年生にとっては、大学での初めての実地実習となります。

 


実習の目的は、

「児童クラブでの観察・関わりを通して、児童のさまざまな特性や実態について知ること」です。

 

要するに、「子どもと直接関わることで“子ども理解”をしよう」

という教員への第一歩となる実習です。

 


しかし、短期間の実習で「子ども理解」を行うことは不可能です。


そのため、大学1年生だからこそ感じられる

「子どもへの不思議」

「子どもへの面白さ」

「子どもへの興味」

を1つでも多く見つけてこよう、という目標を立てました。

 

 

 

 


実習後の学生の感想には、

 

『子どもの姿をただ見るだけではなく、

声をかけたりアドバイスをしたりすることが

子どものやる気に繋がることを知った。』

 

『自分から話しかけてくれる子どもへの対応はしやすいが、

なかなか話しかけられないでいる子どもへの対応について

大学に戻りグループで話し合いたいと思った。』

 

など、“子ども理解”に繋がる想いを抱いた様子が伺えました。

 

 

また、

『宿題が終わったあとに「先生チェックしてください」と言われて、

先生なんだと実感して嬉しかった。』と、

先生になる道を進んでいることへの自覚が芽生えた学生もいたようです。

 

 

さらに、

『1年生から実習に行けるなんて、恵まれているなと感じた。

文教に入学して良かった。』

と話す学生もいました。

 

 

 

 

今後の授業では、

児童クラブでの観察・関わりを通して、

気になった場面・印象に残った場面の記録をもとに考察およびグループ討議を行うことで、

児童のさまざまな特性や実態についての学びを深めていきます。

 

 

また、11月24日(水)には、

可部南小学校・可部小学校・倉掛小学校へ観察実習に行ってきます。

 

授業や休み時間・帰りの会での児童の様子を観察することを通して、

さらなる“子ども理解”を深めていきます。