• 2024.3.18
  • 人間栄養学科

春のオープンキャンパスが開催されました!

 3月17日(日)に春のオープンキャンパスが開催され、多くの方にご参加いただきました。人間栄養学科では学科ガイダンスに続き、「学科の学びを体感できる」学科イベントを実施しました。今回は「人工いくらを作ってみよう!」をテーマに、食品加工学を担当する教員による実験とミニ講義を行いました。

 

 まず、紫キャベツのゆで汁を使って調製したアルギン酸ナトリウム水溶液を塩化カルシウム水溶液に滴下し、紫色の人工いくらを作り、観察しました。

 

 

【実験の様子】

 

【人工いくらの作製中】

 

 人工いくらを別のビーカーに取り、乳酸(酸性)を滴下して、人工いくらの色の変化を観察しました。人工いくらの紫色は、紫キャベツに含まれる「アントシアニン」という色素成分によるもので、酸性下で赤色に変化する性質があります。乳酸を滴下すると、きれいな赤色に変化しました。

 

【人工いくらの色の変化を観察】

 

 実験後には、今回の実験に使ったアルギン酸ナトリウムが食物繊維であることから担当教員による食物繊維に関するミニ講義を行いました。普段の食生活において、食物繊維を摂ることの大切さも感じていただけたのではないかと思います。

 来場してくださった皆さま、ありがとうございました。次回のオープンキャンパスで、またお会いできることを楽しみにしています。