臨地実習報告会を行いました

　10月28日（土）に、夏期休業期間中に実施した4年生の「公衆栄養臨地実習」・「給食経営管理臨地実習Ⅱ」と3年生の「給食運営臨地実習」の報告会を開催しました。

　4年生は今回が最後の報告会となりましたが、最高学年として堂々と発表し、1年前に行った初めての臨地実習報告会から大きな成長が見られました。

【4年生の発表の様子】

　3年生は、初めての臨地実習である「給食運営臨地実習」で、事業所・学校給食センター・高齢者福祉施設・児童福祉施設のいずれかの実習施設において、5日間の臨地実習を行いました。

　臨地実習では各実習施設で課せられる課題の他に、実習施設の職域別に関心のあるテーマを設定し、さらに各テーマごとに学生が自ら選定した調査項目について、自分の実習施設の状況を調査します。今回の報告会では、事業所での衛生管理の実態や児童福祉施設における栄養教育の実施状況など６つのテーマについて、各テーマごとに比較調査を行った結果を発表しました。比較することで各実習施設の特性がより明確となり、各施設の管理栄養士の先生方が給食運営において努力工夫されている点などを学ぶことができました。

【3年生発表の様子】         　　　　　　                　　       【質疑応答の様子】

　3年生は、今回が初めて自分たちで企画運営する臨地実習報告会であったため、終始緊張した様子でしたが、3年生から4年生へ、また4年生から3年生へ向けての質疑応答が活発に行われ、有意義な報告会となりました。

　報告会の最後には、実習指導担当の教員と学科長より講評をいただきました。各学年が今回の報告会で得た学びや反省点などを活かして自己目標を達成できるように、日々研鑽を積んでいって欲しいと願っています。