• 2019.11.12
  • 人間栄養学科

久保田酒造株式会社へ見学に行きました

 10月25日(金)に、3年生が履修中の食品加工実習の一環で、1868年創業、今年で151年目を迎える安佐北区可部の酒蔵「久保田酒造株式会社」へ見学に行きました。

 最初に酒造りと久保田酒造についての説明を受け、実際に酒蔵を見学させていただきました。学生が全員20歳以上ということもあり、数種類のお酒の試飲もさせていただきました。試飲した学生からは「バナナのようなフルーツの香りがする」、「飲みやすいけど後からパンチが効いてくる」など飲み比べをすることで味や香りの違いを体感し、自分好みの味を探しているようでした。

 また、「酒造りの過程でできる酒粕はどうしているのか」、「何故フルーツの香りがするのか」など酒造りの工程見学や実際に日本酒を試飲する中で疑問に思ったことを活発に質問していました。

 「日本酒は手をかけるほど美味しいものができ、実際に口にした方の感想を聞くと喜びを感じられる」、「若い人は日本酒を飲む機会が減ってきているが、日本酒は食中酒である。そのため、どういった食事にどの日本酒が合うかという発見をしてほしい」など、日本酒に対する熱い思いをうかがうことができました。「食」に関わる管理栄養士を目指す学生にとって酒造りのことを学ぶだけでなく、授業や臨地実習等で学ぶ食事とは異なる観点から「食」というものを考える良い機会となりました。