• 2019.10.13
  • 人間栄養学科

学校栄養教育実習Ⅱ 報告会を行いました

 9月27日(金)、教職課程(栄養教諭)を履修している4年生が教育実習の報告会を行いました。本報告会には、栄養教諭を目指す1・2年生の学生も参加しました。

 報告会のプログラムは、施設概要、施設報告・模擬授業、質疑応答で構成され、実習で学んできたことを伝えるだけでなく、後輩たちの理解が深まるように、模擬授業を取り入れ、教育実習がどのようなものなのか、イメージをしやすいように工夫を凝らした内容となっていました。

 施設概要では、広島市の食育目標から説明があり、学校における「食に関する指導」の体制や全体計画の流れなどが伝えられました。

 模擬授業では、始める前に指導案(導入、展開の流れなど)の説明がなされ、各自の研究授業の一部が行われました。小学生に向けた授業と中学生に向けた授業の実施により、児童と生徒で発問の仕方や教材の工夫、授業の進め方が異なる点や、教師として児童・生徒にどのように接するのが良いのかなど、後輩たちにわかりやすく伝わる報告会でした。また、後輩に向けた発表になっただけではなく、4年生が互いに実習の振り返りをする良い機会にもなりました。

 質疑応答の際には4年生同士の積極的な質問も見られました。互いに違う実習先、授業内容だからこそ、大変有意義な質疑応答となっていました。参加者の感想には、「栄養教諭の職務は、給食指導が主と考えていたが、各教科に関連して食の指導を行わなければならないこともわかった」「まだ教育実習の具体的なイメージは持てないが、教職科目を履修する大変さややりがいなどを感じることができた」などがあり、栄養教諭を目指す後輩たちの良い刺激になりました。