中小企業家同友会広島北支部で学生プレゼンを実施しました

  • 2023.12.27
  • GC学科

中小企業家同友会広島北支部で学生プレゼンを実施しました

企業経営者の勉強会「若者と地域課題を考える」において、4年生がプレゼントとディスカッションをしました(企業経営者とディスカッションするGC4年の奥村さん:手前左)  

 

広島県中小企業家同友会では毎月、各地区毎に勉強会等を行っておられます。2023年12月の定例会は、安佐北区と安佐南区の合同勉強会で「学生と地域課題を考える」とのテーマで行われました。 

 

本学科の4年生4名がSDGsを踏まえた地域課題に関する研究成果を1時間弱発表しました。さらに、参加した企業経営者約30名が6テーブルに分かれ、学生を囲む形でプレゼン内容についてディスカッションしました。 

 

 

 

企業経営者にプレゼンするGC4年生の横山さん(奥のスクリーンの右横)

 

 

学生にとっては、自分達の研究に対し、様々な視点からの意見・感想をもらい、勉強になったようです。この勉強会を企画された広島県中小企業家同友会 広島北支部  安佐北地区会長の株式会社YMTMの松本様からは「この度は私どもとしましても大変学びとなる会となりました。まず学生の皆さんのプレゼンを聞きその後皆さんで学生さんから出た議題に対して答えていくディスカッション形式でやらせていただきました。この度の議題でもあるように地域課題は我々中小企業にも関係のある議題です。 

少子化の問題、地域減少の問題、大気汚染の問題、さまざまな問題を抱えてる日本そして我々が住んでる広島でも様々な問題点を学生の方から違う角度でのアプローチのプレゼンがあり興味深い話が多かったと思います。今後も我々中小企業と一緒に学びを深めたいと思いました。」とのコメントをいただきました。 

 

学生の発表者、発表内容、企業経営者とのディスカッションテーマは以下の通りです。 

発表者 

テーマ 

発表内容 

ディスカッションテーマ 

奥村 正彦 

(GC4年) 

出会いの場を演出するマッチングアプリの重要性と社会的影響 

日本経済の最大の課題は人口の減少です。人口減少を止めるためにはどのような方策が考えられるのか。 

私は、マッチングアプリが有効なのではないかと考えました。 

1.欧米では婚外子が増えているが、日本では増えないのはなぜか 

2.結婚しない人が増えているのは出会いの場が少ないからか?

3.マッチングアプリが普及すると結婚する人が増えるか? 

4.広島市はマッチングアプリの普及・振興策を進めるべきか? 

野崎  雄太

(GC4年) 

地域コミュニティの衰退とスマホ活用の可能性 

町内会加入比率は低下が続き、町内会の役員は兼職で多忙である。若者は地域活動に参加しないのか。どうすれば良いのか。 

町内会活動でのスマホの活用を調べてみた。他県では、スマホを使った電子回覧板、ネットワーク化が試行されている。防災システムとしても有効らしい。 

1.なぜ、町内会加入比率は低下するのか、なぜ、町内会長の希望者が少ないのか?

2.大林LMOの住民アンケートによれば、参加したいがどうすればわからない、参加は難しいが協力したいといった声が多く聞かれた。情報をより多く提供すれば、参加者が増える可能性はあるのではないか? 

3.石川県では、「結」というスマホを使った電子回覧板、防災システムの加入者が増えている。私たちの街でも導入を検討してみてはどうだろうか。 

森井 晋作 

 

横山 莉帆

(GC4年) 

SDGs Life Styleの研究 

地球環境にストレスを与えない(CO₂、プラスチック、土壌汚染などを減らす)ライフスタイルを考えてみました。 

1.望ましい食材 

2.望ましい家庭用品 

3.望ましい衣料品 

4.望ましい家と車 

(本日は1と2のみ発表) 

1.環境に望ましい食材 

  ・牛より豚、豚より鶏が良い 

  ・魚は養殖より天然が良い 

  ・野菜はハウスより露地ものが良い 

  ・遠くの産地より、地産地消が良い 

2.環境に望ましい家庭用品 

  ・ポリ袋 ⇒ マイバックの普及状況 

  ・ペットボトル ⇒ マイボトル 

  ・給水機、スタバのマグカップ 

  ・マックの木製スプーン・フォーク 

  ・これ以外にも代替できるものは? 

 

こうした学生によるプレゼンテーションやディスカッションに関してご興味のある方は、

広島文教大学SDGs研究会(活動実績等 – sdgsstudygroup ページ! (jimdofree.com)へご照会ください。