• 2023.11.9
  • GC学科

JICA研修員との交流

11月8日、JICA研修員の方々がグローバルコミュニケーション学科3年生のゼミを訪問しました。本プログラムは、開発途上国から来られた研修員が大学生との交流を通して、日本の社会、文化、教育についての理解を深めるために設定されたものです。ゼミでは事前に、訪問される研修員の母国について調べたり、質問したいことなどをまとめたりしました。

 

 

研修員5名の出身地はインド、カンボジア、シリア、ナイジェリア、ブラジルです。

それぞれの自己紹介、お国紹介を行っていただき、学生たちは非常に興味深く聞き入りました。

インド出身の方は交通について大学で学び、政治や経済と絡めながら都市交通の広がりを語ってくれました。

カンボジア出身の方は経済学を学んでおり、カンボジア銀行の役割と仕事上でのコミュニケーションの大切さをアドバイスしてくれました。

シリア出身の方は建築を学んでおり、広島の戦後の復興がシリア復興のためのまちづくりのヒントになるのではと語ってくれました。

法学を学ぶブラジル出身の方は、日本語力が高く、日本の文化にも精通していて、アニメやイベントの話で盛り上がりました。

ナイジェリア出身の方は、生物学を学んでおり、母国では獣医をしていたそうです。さらに生命科学を学んで、生殖に関わるテクノロジーについて研鑽したいと意欲を見せていました。

 

 

  

将来の展望をしっかりと持った5名の研修員と交流する中で、本学の学生も大きな刺激を受けました。学生の感想を紹介します。

「交流を通して、互いの文化を共有でき、勉強になりました。コミュニケーションを深めるには英語力の向上が必須だと思いました。」

「アラビア語を教えていただき、とても新鮮でした。」「文化だけでなく、英語の発音についても教えてくださいました。」「日本に興味を持ってくれていて、非常に嬉しい。BECCで培ってきた英語力が生かされていることを実感しました。」