初等教育学科・人間福祉学科 顔晴りの会を行いました

  • 2019.2.8
  • 教職センター

初等教育学科・人間福祉学科 顔晴りの会を行いました

 平成30年1月24日(木)に初等教育学科(幼児教育コース)・人間福祉学科(社会福祉コース)の保育を学んでいる4年生が「顔晴りの会」を開催しました。
顔晴りの会とは、公務員採用試験や就職活動での取り組み、実技試験再現、合格までの道のりを後輩に伝える会です。
 「頑張り」ではなく「顔晴り」となっていますが、これには、「みんなのがんばりが実り、顔が晴れますように」という願いが込められています。

●前半(学生発表・実技試験再現)
公立保育園、私立保育園、幼稚園、一般就職合格者から就職活動や勉強の取り組み方、モチベーションの維持方法、支えとなったものなどを学生がそれぞれ話してくれました。ここでいくつかの話を紹介したいと思います。
【学生発表①園選び】
3年の春休みから園情報を収集し、興味のあるいくつかの園にボランティアに行かせていただきました。その中から、就職をするとなった時に自分の譲れないものは何なのかを考え、質の高い保育を学び続けたいということが私の譲れないものだった為、一つの園に絞ることが出来ました。
【学生発表②公立か私立か】
3年の12月から公立保育園の試験の為に週1回のペースで先生の所へ通い、勉強をしました。3月は公立保育園を受けるか、私立保育園を受けるかを悩んでいる時期だった為、どちらになっても良いように4年の4月からほぼすべてのセミナーを取って勉強を始めました。
【学生発表③公立保育園を目指した動機】
身内が公立保育園で働いており、いつか自分も身内のように公立保育園で働きたいと思っていました。また、セミナーでは卒業生で公立保育園で働かれている先輩にたくさんのアドバイスをいただき、絶対に合格したいという強い気持ちで試験に臨むことが出来ました。
【学生発表④しんどかったこと・支えとなったこと】
1次試験の為に朝9時半から夜の20時半までずっと勉強をし、分からないことはセミナーで聞いたり、一緒に公立保育園を目指している学生と教え合ったりしていました。しかし、たまには息抜きをしたくなる時もありましたし、苦しくしんどい時期もありました。しかし、そんな時は一緒に勉強をしている友人らと昼食の時は楽しく会話をしたりして、メリハリをつけることで、辛いことも乗り越えることが出来ました。また、試験前には既に就職が決まった友人らから応援のメールを貰ったり、声を掛けてもらえたりしたことが何より支えとなりました。
この就職活動の中で1番に挙げられることは、先生方の支えがあったことです。勉強をサポートしてくださったり、気にかけてくださったり、たくさん話を聞いて背中を押してくださった先生方には感謝しかありません。この1年間の努力を忘れることなく、次は後輩たちの為に自分たちも頑張っていきたいと思っています。
【実技試験(絵本の読み聞かせ、ピアノの弾き歌い、面接など)の再現】

●後半【ブースに分かれて質疑応答】
各市町村の公立・私立保育園、施設、一般就職、実習のブースに分かれ、地域別の勉強方法や試験内容、実習についての話をしました。
この顔晴りの会には初等教育学科・人間福祉学科で保育を学ぶ1年生から3年生が出席していました。特に3年生は、来年の公務員採用試験に向けて、熱心に先輩の話を聞いていました。
何から勉強を始めたらよいのか、どんな勉強法がよいのか、などの不安や疑問を、身近で先輩から話を聞くことができるのも、顔晴りの会の良さです。
顔晴りの会の翌週、さっそくセミナーの準備を始める為に4年生から3年生へ引継ぎが行われていました。
また来年もたくさんの学生の夢が叶い、みんなの顔が晴れるよう願っています。