- 2024.6.19
- 人間福祉学科
小規模多機能介護事業所とは?
介護総合演習Ⅳの授業に、小規模多機能型施設「縁が和」より、管理者の藤原 欣樹様にお越しいただきました。小規模多機能介護事業所の実際についてご講義いただきました。
普段、学生はテキスト等を通してなどで施設の役割や機能を学びますが、この日は実際に運営・従事されている藤原様から話をお聞きすることで、より具体的に小規模多機能型居宅介護について知ることが出来ました。他のサービスとの違いや小規模多機能型ならではの特徴を学びことが出来ました。
学生はメモを取りながら真剣な表情で聴いていました。
学生から、「利用者の生活は24時間続いているということを意識しながら支援することの大切さを学んだ」「要介護の高い人はどのような支援を受けているのかもっと知りたい」などさまざまな感想が寄せられました。
最後に、藤原さんの“求める人物像は?”の質問に「助け合えるひと」とお答えになられたことがとても印象に残りました。介護を受ける人を「介護を受ける“だけ”の人にしない」という信念のもと、人それぞれ得意・不得意があり、得意なことは一生懸命発揮してもらい、不得意なことは助け合う。このことは、縁が和を利用する人だけでなく、従事する人に対しても同じであるとのことです。学生にとって貴重で有意義な時間となりました。
小規模多機能型施設「縁が和」藤原 欣樹様、この度は誠にありがとうございました。