国語教育コース4年生の教育実習報告会(中学校・高等学校)を開催しました

  • 2023.12.6
  • 教育学科

国語教育コース4年生の教育実習報告会(中学校・高等学校)を開催しました

 11月17日(金)に、中等教育専攻・国語教育コース4年生の教育実習報告会を開催しました。中等教育専攻の学生は、それぞれの母校などの中学校・高等学校で3週間の教育実習を行います。実習先の学校では、先生方から指導を受けながら、授業の仕方や生徒との関わり方を学んでいきます。母校での実習の場合、別の大学に行った元同級生と、同じ教育実習生の立場として再会することもあります。他の教育実習生たちと一緒に、放課後の空き教室で授業の練習をすることもありました。
 報告会は、学生たちが協力して準備・進行していきます。開会の挨拶のあと、グループに分かれて協議を行い、続いて協議の内容を取りまとめてスライド資料を作成し、全体発表を行いました。
 グループ協議では、実習中に学んだことや難しかったことなどについて話し合います。ちょっと、4年生の声を聞いてみましょう。

 

 

 

◇◆◇ 教育実習を終えた国語教育コース4年生の声 ◇◆◇

 

○「最初は緊張により生徒とあまり話せなかったが、段々と話せるようになり、日々のコミュニケーションが生徒理解にもつながるということを実感した。」
○「毎回の授業を作ったり、生徒の様子を見たりと大変なことが多くあったが、生徒に「わかりやすかった」や「面白い授業だった」と言われた時にすごく嬉しかった。」
○「中学生は本当に子どもから大人になっていく時期だと感じた。」
○「実習を経験して、教師の忙しさなどの大変な面と、やりがいや楽しさなどの魅力ある面の両方を理解することができた。教員の多忙化の問題など、よく議論されていることについて実際の現場を体験することで以前とは考え方が変わる部分もあった。」
○「とても楽しく雰囲気の良い職員室で、このような場所で仕事をしたいと感じた。」
○「現場で働かれている先生方の話を聞いて、こうあってほしいという生徒像は持ちつつも、それを押し付けるのではなく、目の前の生徒のことを適切に理解し、その生徒像へ向けてステップアップさせていく形で支援していくことが大切だと思った。」

 

 

              〈グループ協議の様子〉

               〈全体発表の様子〉

 

 

 報告会では、参加者の皆さんとも交流しました。参加した2年生からは「教育実習について今まであまり実感がなかったが、先輩たちの話を聞いて、実際の学校の様子がよくわかり、これから自分たちが取り組まなければならないことが明確になった」などの声がありました。4年生の皆さん、お疲れさまでした。実りある報告会だったと思います。

 記事を読んでいただき、ありがとうございました。広島文教大学では、先生を目指す学生たちが、日々切磋琢磨しながら頑張っています。皆さんも、たくさんの仲間たちとともに、広島文教大学で先生を目指してみませんか。