- 2025.12.10
- 教育学科
第12回 大学競宴!シャレオ大学生コンサートに教育学科,音楽ゼミの学生が出演しました!

令和7年12月7日(日)、紙屋町シャレオ中央広場にて、教育ネットワーク中国主催のシャレオ大学生コンサートが開催されました。本学からは、教育学科・幼児教育コースと児童教育コースの音楽ゼミ・2~4年生、総勢38名が出演しました。また、本年度は本学が全体運営の担当となっており、終日にわたる全体進行を教育学科2年濱野紗南さんと1年山本希美さんが務めました。

最初にお届けしたのは、児童教育コース3年生4名によるピアノ8手連弾『ルパン三世のテーマ』です。この曲は、上級者向けの難易度の高い曲です。4名はピアノ経験もそれぞれ異なる分、アンサンブルをつくっていくことに当初は難しさもありました。しかし、その苦労の分、息がぴったり合ったときには、言葉にならないほどの嬉しさがありました。出番の直後、3年生4名全員が、「今日が一番楽しかった!」と清々しい表情で話しており、満足のいく演奏ができたようです。


次に、4年生総勢18名による混声合唱『浪漫飛行』です。平成を代表する名曲ですが、近年ではアカペラ動画がSNSで話題となり、若者からの人気も高い曲です。4年生がこれまで築きあげてきた深い絆や友情を思わせてくれるような素敵な演奏に仕上がりました。会場からも自然と拍手が沸き起こっていました。


最後に2~4年生の出演者全員で混声合唱『虹』を披露しました。この曲は2006年のNHK合唱コンクールの課題曲となった有名な合唱曲です。学生自らがこの曲を選び、2~4年生の仲間と歌詞の意味を共有しながら、練習を重ねてきました。「虹」をどのように捉えて歌うのか、学生一人ひとりが今日まで真剣に考えてきました。会場に響く学生らの歌声に、街行く多くの人々が足を止めて聴いてくださっていました。終演後も、「素晴らしい演奏だった。」「もう文教の出番は終わり?もっと聴きたかった!」など、あちこちから嬉しい感想が耳に届いていました。


当日は多くの卒業生、保護者の皆さんも来てくださっていました。卒業生のなかには、わざわざこの日のために、県外から遥々来てくれた方々もいました。本当にありがとうございました。卒業してもなお、文教生のつながりの強さを感じました。

(写真:卒業生、大集合♪)
4年生にとっては、大学生活最後のシャレオコンサートへの出演となりました。あと4か月後には、社会に出ていきます。
「トランク1つだけで浪漫飛行へ。」・・・必要最小限のもの(トランク)とは、本質的に大切なもの。それはつまり、真の友情。その価値を胸にもって、夢の実現に向かおうというメッセージは、今の4年生の心を鮮明に映し出しているかのようでした。

(写真:リーダーを務めた4年生3名:インタビューを受けているところ)
改めて、音楽のすばらしさを仲間とともに噛みしめることのできた、貴重な機会となりました。








