地域の魅力を伝えることができる教師になるために

  • 2024.5.21
  • 教育学科

地域の魅力を伝えることができる教師になるために

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教育学科初等教育専攻の1年生が受講している「教科の学び(社会)」の授業を紹介します。

小学校の3年生,4年生の社会科の授業では,児童の住んでいる地域を学習の対象とします。そこで「教科の学び(社会)」で,まずは学生自身が自分の出身県を調べ,魅力を再発見し,友人に伝える授業に取り組みました。

 

 

学生は,「地場産業」「自然」「国際交流」「伝統文化」の視点から調べ,パソコンを使いポスター形式でまとめ,お互いに発表し合いました。

 

 

 

授業後に感想を書いてもらいました。その一部を紹介します。

 

様々な県のことについて新たに知ることができました。初めて聞く食べ物もあったりするなど他の県の魅力も感じることができました。また,自分の県も他の人に伝えたり,教えあったりすることでより,自分の県や他の県についての新しいことをしることができました。

私は,広島県に住んでいるけど,まだまだ知らない広島の魅力を多く知ることが出来ました。例えば,広島の宮島には7m近くの大きなしゃもじがあることや,広島の伝統文化の1つに神楽があることなど知りました。自分の住む地域を好きになるには,まず知ろうとすることが大切だと考えました。

私は地元の県には何もないと思っていたけど,調べることによって多くのいいところがあることがわかりました。子どもたちは私たち以上に自分の地元について知らないと思います。社会科の授業で少しでも地元に興味を持ち他県に行ったときに地元のいいところがいえるようになってほしいです。そのためにまずは自分が就職した先の地域の特色を知っていきたいなと思いました。

 

 

今回の授業を通して,子どもたちに地域の魅力を伝えることができる小学校教師として成長してほしいと思います。