教育学科1年生「子どもと保育内容(表現)」造形の授業でケーキ作り!

  • 2023.12.21
  • 教育学科

教育学科1年生「子どもと保育内容(表現)」造形の授業でケーキ作り!

 

 

 1年次後期「子どもと保育内容(表現)」の造形の授業において,紙パックなどの身辺材を主材料としたケーキ(通称“パッケーキ”)を作りました。この授業は,幼稚園教諭・保育士等を志望する学生が主に受講します。保育を展開していくための知識,技術,判断力を修得することがねらいです。子どもの発達を「表現」領域の観点からとらえ,音楽表現,造形表現の保育内容について具体的に学びます。造形の授業では,紙や身辺材などを用いた作品づくりを通して図工的教養を高め,保育者としての資質・能力を養います。

 

 

[製作中の様子]

 

 まず1作目は全員で様々なショートケーキを作り,2作目はカップケーキやロールケーキなど各自好きなスイーツを選んで作りました。完成作品には,工夫とこだわりが溢れておりました。ケーキの隣には,ジブンシン(ポーズをとった自分たちの写真を飾りつけたもの。自分の分身)を添えました。

 

 

 

 

 

 

【学生たちのケーキ】

 

 

 

【ケーキの隣に添えるジブンシン用の写真】

 

学生からのコメントを紹介しますと
・この授業を通して身辺材を使って何かを制作する楽しさを実感しました。授業ではケーキを作りましたがはじめはうまくできるか心配だったものが徐々にケーキになっていき私が理想としていた大きなチョコケーキを作ることが出来ました。完成できた時はとても嬉しかったです。もう一つの制作でモンブランを作っているときに私の中でこんなモンブランがあったらいいなと思うものがどんどん膨らんでいき,想像しながらかわいい理想のモンブランを完成させることが出来ました。造形の授業は,想像しながら自分の理想の形に完成させていくことが楽しかったです。
・自分のしたいことを自分の力で表現するということを実践する事ができたからです。なかなかこの年になって工作をする事が少なくなって,ハサミで切るにはどうすべきかなどのことに時間をかけてしまったのでもっと,工作に触れる機会を作っていき,表現する楽しみを感じていきたいです。そしてその楽しさを子供達に教えられるようにしていきたいです。
・今回の造形の学習で,造形は自由であり,発想の展開で失敗も成功に変えることができるということを学ぶことができた。失敗したと思っていても,諦めずに自分を表現すると成功につながると身をもって感じることができた為,もう無理と諦めかけている子どもがいたら今回の経験を活かして指導したいと思った。
といった振り返りがありました。

全員の作品を,模擬保育室に展示しました。
大学においでになった際には、ぜひご覧ください。