3年生のプログラム育心:卒業生との交流~就職活動に向けて

  • 2024.5.23
  • 人間栄養学科

3年生のプログラム育心:卒業生との交流~就職活動に向けて

 本年度の3年生の「プログラム育心」では『就職活動』に焦点を当てた取り組みを行っています。「プログラム育心」とは本学の教育理念である「育心育人」に基づく、本学独自の教育プログラムです。各学部・学科・学年ごとに、学生自らの課題解決に向けて学修テーマを設定して取り組んでいます。この取り組みの中で、3年生は「プログラム育心」の時間に人間栄養学科を卒業された先輩をお招きして、就職活動や国試受験勉強になどについてお話をしていただき交流する機会を設けています。将来自分が働く姿をイメージする力や、自分に合った企業や職種を選ぶことができる分析力など,就活の軸となる力を自ら育んでいくことが目的です。4月のプログラム育心では、薬局で働いている先輩がオンラインで参加してくださり、薬局での管理栄養士の業務内容や国家試験の勉強方法など貴重な情報を共有していただきました。そして5月22日の今回は、惣菜の製造販売を行う企業で働く先輩にお越しいただきました。就職活動を開始した時期や何を意識して就職試験に臨んだかなどのお話があり、3年生は真剣な表情で聴いていました。

 

【質疑応答の様子】

 

 プログラムが終わった後も先輩の元へ行き、積極的に質問したり相談する学生もいました。とても話しやすい雰囲気の中、学生からの質問にも気さくに答えてくださり、具体的なアドバイスをいただいたようです。

 

【プログラム終了後も学生からの質問がとまりません】

 

 学生からは「夢を実現するために頑張ろうと思った」「就職や国試についてもっと考えようと思った」などの感想が聞かれました。まだ先のことだと思っていた就職活動や国試受験勉強にも早めに取りかかることが大切であることを実感した様子でした。先輩方、本当にありがとうございました。

 

 今後も「プログラム育心」の時間に管理栄養士として活躍中の先輩方にお話をしていただく予定です。

 

*本学は、1964年の短期大学食物栄養科の開設から人間栄養学科19期生(2024年3月卒業)までの間に、3000名以上の栄養士・管理栄養士を輩出しています。さまざまな現場で活躍中の多くの卒業生から就職先・実習先等で手厚いご指導とご支援をいただいております。