• 2021.11.16
  • 心理学科

内定者インタビュー(心理学科編②)

 

社会福祉法人三篠会/人間科学部心理学科 F・Tさん

本学心理学科では、幅広い業界へと就職する学生がいるのが大きな特徴となっています。
内定者インタビューの第二弾として、福祉業界への内定を掴んだ4年生のTさんに広報委員の教員が直接話を聞きました。

 

内定先の企業について簡単に教えてください

内定先は障害を持つ方や高齢の方を対象とした施設(特別養護老人ホームなど)の運営をしています。特色としては、職員が施設利用者の介助をする際の持ち上げ、抱え上げ、引きずり動作のかわりに、リフト機器等の福祉用具を積極的に使用するノーリフティングケアを取り入れている点があげられます。

 

福祉の業界や企業を志した動機について教えてください

従来のケアでは大規模グループに対して職員が少数配置されるのが一般的でした。しかし、『心理実習』の授業で、小規模グループに対して職員が数人配置される「ユニット型ケア」を知り福祉業界に興味がわきました。

 

その後、大学で開催された企業説明会に参加した際に、いまの内定先を知りました。ユニット型ケアやノーリフティングケアなど新しいことに積極的に取り組んでいるところが魅力に感じたのが志望の動機です。また、企業の説明会では職員の方とお話する機会があり、とても丁寧に対応していただいたことが印象に残っています。

 

就職活動の流れを教えてください

3年生になってからSPIの勉強や合同企業説明会に参加しはじめ、秋ぐらいからは自己分析シートにも取り組みました。自己分析シートや履歴書の添削に関しては、大学の就職課の方に支援していただいたことが自分にとって大きな助けになりました。4年生の5月に最終面接、6月に内定をもらうことができました。

 

本学の心理学科や心理学を希望した理由を教えてください

中学生のときにクラスメイトとかかわるなかで対人関係に興味を持ったのがきっかけです。いつも沢山の人といるのが楽しい人もいれば、ひとりで過ごすのが心地よい人もいると思うのですが、様々な人々が日常の生活を送るなかでどのようなことを考えたり感じたりしているのかを知りたくて心理学科を希望しました。

 

最後に、心理学を学んでの感想を教えてください

心理学の基礎的な知識を学べたのは勿論よかったのですが、なにより、『心理実習』の授業を履修したときに様々な施設に行けたことや多職種連携について知れたことが自分にとって勉強になったと思います。