• 2026.7.3
  • 教職センター

教育学科の学生が観察実習に行きました

本学の教育学部教育学科のカリキュラムには教育現場での実習が豊富に計画されています。
例えば、1年次には「児童の理解」という科目で近隣の小学校や放課後児童クラブでの実習を行います。また、2年次には「学校教育の体験活動」という科目で小学校の授業観察や現職の先生方へのインタビューを行います。

この度7月1日(水)に教育学科初等教育専攻2年生92名が広島市立祇園小学校、緑井小学校、八木小学校へ分かれて観察実習に行きました。
授業における先生の指示、発問、児童への対応、教材や板書の工夫など、教師の動きを学ばせていただきました。
また、放課後に先生方へ教師の仕事についてなどのインタビューに答えて頂きました。

学生の感想から、実り多き観察実習だったことがうかがえます。一部ご紹介します。

 

学生A
今回の観察実習では、授業観察や実際に子どもと関わる活動を通して、多くの学びを得ることができた。授業では、児童が考えやすいように発問を工夫したり、理解の状況に応じて説明の仕方を変えたりするなど、教師の細かな配慮が学習意欲や理解につながっていることを実感した。また、子ども一人一人の反応を見ながら柔軟に授業を進める姿から、教科の知識だけでなく、児童理解の大切さも学ぶことができた。さらに、実際に現場で働いておられる先生方からお話を伺う機会があり、普段の大学の授業では聞くことのできない学校現場の実情や、学級経営、保護者対応、教師として大切にしている考え方などについて学ぶことができた。先生方の経験に基づくお話はとても印象に残り、教師という仕事のやりがいや責任の大きさを改めて感じた。今回の実習で得た学びや気づきを今後の大学での学習や教育実習に生かし、子ども一人ひとりに寄り添いながら成長を支えられる教師を目指して努力していきたい。

 

学生B
私は、すでにボランティア実習を行っており、様々な学級に入れさせていただいていたが、今回の実習で初めて1年生の学級に配属された。現在はまだ7月上旬で、1年生は卒園してからまだ3か月目という中で、「授業はほぼ遊びなんだろうな」や「おしゃべりや授業徘徊があるんだろうな」と想像しながら実習に参加した。しかし、児童たちはきちんと椅子に座って授業を受けており、また授業中に積極的に発言していたのですごいと思った。これは児童が成長したのももちろんだが、担任の先生が児童と関わり続けているからだと考えた。こういう教師になりたいと思った。また、質疑応答も非常に勉強になった。私が普段から疑問に思っている「甘やかしとやさしさの違い」についても納得できる回答をいただいた。1年2組の担任の〇〇先生は「児童がけしゴムを忘れた時、借りに来る。でもそこですぐ渡さずに『どうしてほしいの?』と聞き、児童が要求を言葉で表すことができたら、手を差し伸べる。これがやさしさだと思う」とおっしゃっていてなるほどと深く思った。そのほかにも〇〇先生は深く納得できることをおっしゃっていたのでもっと〇〇先生の授業を見たいと思った。

 

学生C
今日の観察実習で学んだことは、学習のめあては児童と一緒に考え、今回の授業では何を考えるのか、何を学ぶのかを児童にはっきり伝わるようにすることが大切だということを学びました。私が見させてもらった授業は総合の授業で、地域のいいところを先生や地域の人、他学年や家族に伝えるところが最終目標としてありました。その段階で、個人やグループでいいところを出し合い、「自然」、「昔」などといったグループに分け、いいところをグルーピングしていくという授業でした。グルーピングを通して、班の人と考えを出し合うことで自分の新たな気づきがあったと言っていた児童がいて、そこまで気づくことのできる力が児童にはあるというのも学びでした。教師はどんな時でも児童を褒めたり、認めることが児童のやる気を引き出すことに繋がったり、信頼関係を築くことに繋がるというのを学びました。質問の時間での内容に対して、担任の先生が児童との信頼関係がどこまで作れるかが授業中にも普段の生活でも関わってくると言っていたし、教頭先生も「とにかく褒めて認める」ということをキーワードとしておっしゃっていたので、しっかりと褒めて認めようと思いました。

 

学生D
今回の観察実習では、5年生の音楽の授業と算数の授業を観察させていただいた。特に算数の授業が印象に残っており、あまりの授業の上手さに感動し、目指すべき姿を見た気がした。例えば、単純な二択を児童に質問しても児童の反応が良くない時に、「一年生モード」というモードに入り、声をワントーン上げて「〇〇だと思う人~?」児童「は~い」先生「じゃあ、〇〇だと思う人~?」児童「は~い」と1年生に話すときのような話し方で質問することで、児童たちが1年生になりきって答える流れを作り、良い雰囲気のまま授業を続けていたことが印象的だった。
その先生も教頭先生も児童の成長を目の前で見て実感することができるというやりがいがあるとおっしゃられていたため、小学校教諭になりたいという気持ちが一層強まった。

 

「教師になる」という夢の実現に向けまた一つ階段を上ることができました。ご協力いただいた広島市立祇園小学校、緑井小学校、八木小学校の校長先生をはじめ諸先生方、ありがとうございました。

出願