人間福祉学科の学び(子どもの保健)高大連携公開講座を行いました。

  • 2022.8.1
  • 人間福祉学科

人間福祉学科の学び(子どもの保健)高大連携公開講座を行いました。

7月28日(木)に高大連携授業を行いました。

広島県内の学生が約20名参加してくれた高大連携授業では、午前中に「子どもの成長・発達」の講義が行われ、子どもの定義と区分、子どもの成長・発達の意味や生物としてのヒトの成り立ち、身体の発育、生理機能・運動機能・精神機能などの発達について、学びました。

午後からは「子どもの生活習慣(清潔)」の講義が行われ、子どもの成長・発達に応じた生活習慣・清潔(沐浴・部分浴・洗髪・手洗い・歯磨き・うがいなど)に関する説明を受けました。

また、実際に手洗いについて、特殊な機械を使用し、普段の洗い方でどこまで洗えてるのかが色で分かる体験をしました。コロナ禍で十分に洗っているつもりでも指の間や爪付近に色づいている様子を実際に見ていただけたことは、とても良かったのではないでしょうか。これを機に感染予防対策として、手洗いの重要性について再度認識をしてもらえたと思います。

さらに、「沐浴」については、まずDVDで予習をしてもらい、その後は、実際に人間福祉学科4年生保育コースの学生と一緒に実際に新生児モデル(3㎏)の人形を使用して、沐浴体験をしました。

はじめての沐浴で始めは戸惑いも見られましたが、4年生がお手本として沐浴中の言葉かけを伝えたり、背中を洗う際に洗う際に集中すると顔が水に浸かるなどのハプニングもありながら、全員、体験することができました。現在、親子教室もコロナ感染症の影響で開催されていないことが多いため、人生の経験として、貴重な体験になったのではないかと思われます。

沐浴は、保育コースだけが行うと思われがちですが、本学では、介護コースの学生も新生児の沐浴の授業があります。

それは、介護が高齢者のみを対象としているのではなく、生まれてから亡くなるまでを支援対象としているからです。

 

高校生の皆さん、4年生の皆さん、お疲れさまでした。