• 2025.11.2
  • GC学科

可部公民館で学生講演会を開催しました

グローバルコミュニケーション学科の松原ゼミの4年生6名が9月22日(月)、可部公民館主催のセミナーにおいて、これまでの研究成果を発表するとともに、発表内容に関し参加者とディスカッションしました。

発表は「衣・食・住・車の各分野における新しい生活スタイル」という身近なテーマです。

 

今回のイベントでは、学生たちが考案した「新しい生活スタイル」について、参加者とのディスカッションを通して、地域で暮らす人生経験豊富な方々に評価やご意見をいただき、さらに現実的で持続可能なライフスタイルを模索することを目的としました。

 

 

学生発表では、①魚・野菜・肉など日常的に食される食材の中で、環境に配慮しながらおいしく食べられるものは何か、②衣料品に使われる天然繊維と化学繊維のどちらが環境負荷を高めているのか、また、若者がメルカリやセカンドストリートなどのサービスを利用してリユースを行う背景にはどのような意識や価値観があるのか、といった視点から考察がなされました。また、③電気自動車は環境に優しいとされているが、経済的な負担はどうなのか、④人生最大の買い物とも言える住宅において、身体への負担が少なく、家計にもやさしい家とはどのようなものかなど、「環境にやさしく、身体にやさしく、財布にもやさしい暮らし方」を多角的に提案しました。

発表後、参加者が興味を持ったテーマの学生と意見交換する時間が設けられ、互いに新たな発見に驚きつつ、笑顔で会話を楽しむ様子が見られました。

 

 

イベント終了後、学生たちは「最初は緊張したが、公民館の参加者と意見交換できてよかった」「達成感とともに、無事終えることができて一安心」といった感想を口にし、充実した表情を浮かべていました。まだまだ未完成な部分がある研究ですが、今回の発表は、学生にとっても、参加者の方々にとっても、実り多い学びの場となりました。

                                     (文責:グローバルコミュニケーション学科 2年  原野楓)

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