- 2022.11.14
- 教育学科
図画工作専修ワークショップ「みんなでにじいろのさかなをつくろう!」

2022年10月23日(日)広島市の5-Daysこども文化科学館において、
教育学科・図画工作専修2〜4年生14人と佐伯育郎教授による
市民企画型事業の図工ワークショップ「みんなでにじいろのさかなをつくろう!」を開催しました。
定員を上回る応募があり、抽選の結果、
2歳10か月から小学5年生までの16人の子どもたち、保護者の方が
参加してくださいました。
題材のヒントとなったマーカス・フィスター作、谷川俊太郎訳の
絵本『にじいろのさかな』(講談社、1995年)の読み聞かせ、
にじうおの作り方の説明や援助は、
図画工作専修の学生が行いました。
図工ワークショップは、
小学校教諭・幼稚園教諭・保育士等を志望する学生にとって
教育・保育実習に並ぶ貴重な機会です。
後期から図画工作専修に所属した2年生にとっては、
はじめての実践となりました。
【マーカス・フィスター作、谷川俊太郎訳『にじいろのさかな』(講談社、1995年)】
【会場となった5-Daysこども文化科学館】
【学生による絵本『にじいろのさかな』の読み聞かせ】
【制作中の様子】
【子どもたちと担当学生との記念写真】
ご参加のみなさまからは
「たのしかった。(年長)」
「きらきらのかわいいにじいろのさかなができてうれしかったです。
(小学校1年生)」
「先生もていねいにやり方を説明してくれたり、教えてくれたから。
(小学校4年生)」
「『どういう風にしたい?』『どうしたらいいと思う?』と、
本人の気持ちを引き出しながら、じっくりつきあってくれて
ありがとうございました。ステキな作品ができました。(保護者)」
「はじめに絵本を読んでもらったので、
今から何をつくるのか、明確なイメージを持ててよかったです。
初めての工作でしたが、とても集中してつくることができました。(保護者)」
という感想をいただきました。
できあがった“にじうお”は、工夫とこだわりが溢れる作品ばかりでした。
全員の作品を、展示用の“おおきなにじうお”に集合させ、鑑賞しました。
【子どもたちと学生たちの“にじうお”】
【子どもたち、学生たちの作品で飾った“おおきなにじうお”】
スタッフとして参加した学生からは
「今回のワークショップはとてもためになりました。
子どもの発想力と想像力、向上心を間近に見ることができ、大変充実したものとなりました。
反省点としては、なかなか上手く制作についてのコツを伝える事が出来なかったので、
次回からはうまく伝える事ができるように工夫したいと思います。(2年生)」
「教える立場としてワークショップに参加するのは初めてだったけど、
子どもの気持ちを考えながら接することができたのでよかった。
4歳くらいの子どもでも、イメージを統一して造形活動ができることに驚いたし、勉強になった。
どこまで援助していいかわからず、途中で保護者の方が援助に回っていることもあったので、
もう少し積極的に援助ができてもよかったかなと思った。(2年生)」
といった省察がありました。
参加してくださった子どもたちと保護者のみなさま、
貴重な機会を与えてくださった5-Daysこども文化科学館のみなさま、
本当にありがとうございました。