• 2021.3.20
  • 人間福祉学科

介護学内実習Ⅲが終了しました。

介護学内実習Ⅲが終了しました。

 

介護福祉コース2年生の介護学内実習Ⅲが3月15日(月)で4週間の実習を終了しました。

 

介護過程の展開では、根拠に基づく実践を導くための思考過程を養うことを目的に、教員が作成した1つの事例をもとに、情報収集、介護計画の立案等に取り組みました。情報収集では、コミュニケーションや作成した映像をもとに行いました。

 

 

学生それぞれが情報収集を行った結果をもとにグループで介護計画の立案を行いました。どのような人となりで、どのような健康状態かなど話し合いを行いました。話をもとに、どのような支援が必要か、実際に動作の確認を踏まえながら考えました。また他専門職に扮した教員によるカンファレンスを実施し、グループで立案した計画の方向性や妥当性の検討を行いました。学生は教員の前で緊張した面持ちでしたが、グループで、会議をしっかりと取り仕切りました。時間をかけて作成した計画だったため、カンファレンス後の講評に悔しさを見せる場面もありましたが、最後まで粘り強く取り組む姿が見られました。

 

 

生活支援技術では、コロナウィルス感染予防を行いながら、立案した介護計画をもとにその人に合わせたケアの方法を考えました。

 

実習の最後は、発表会に向けて準備を行いました。発表会の内容は今までの学びやゲストスピーカーの講話にあった介護観や多職種連携についての内容を踏まえて、介護福祉士の役割についてグループで考えました。 

 

今回はコロナウィルス感染予防のため、学外での実習を行うことはできませんでした。しかし、学内だからこそ学べたことがあったと学生の感想からありました。また、4週間に及ぶ実習でしたが、健康管理を行いながら体調を崩し休むことなく全員が実習を終えることができました。

 

介護福祉コース2年生の皆さんお疲れさまでした。