• 2023.6.9
  • 教育学科

教育学科4年生_合唱通信vol.1

 

教育学科では、初等教育学科の時代から38年間続く学科の伝統である、4年生による学年合唱の取組が行われています。「卒業の年に何か1つのものを創り上げたい」という学生の主体的な思いから続いている取組です。この合唱は例年、秋の大学祭にて披露しています。

本年度の4年生も、3年次の終わりに合唱委員が決まり、取組をスタートさせました。それぞれの進路に向けて、採用試験勉強や就職活動に取り組んでいるなかで、苦しいことやしんどいこともあるでしょう。しかし、この合唱への取組が、仲間とのつながりを強くしていく豊かな時間になることを願い、練習を続けています。

 

 

 

【4年生の合唱の取組への思いを一部紹介します】

・音楽で心が一つになったり、感動したり、感動を与えたりする経験は教育現場に出てたくさんすると思う。その土台に大学での合唱があると、自分の経験を子どもたちにたくさん伝えることができ、歌の力がもっともっと広がっていくような気がした。

・児童教育だけではなく、幼児教育や中等教育の人も一緒になって教育学科で一つのものを作り上げるというのはとても素敵なことだと思いました。実習や教員採用試験があり、みんなとても大変だと思いますが、今までの伝統を受け継いでいきたいと思いました。最後には涙が出るくらい一生懸命になれるというのはとてもかっこいいことだと思うので、自分達もそうなれるように頑張りたいと思います。

・(過去の先輩方が合唱されている動画を見て)自然と涙が出てきました。私には分からないはずの当時の先輩方の気持ちなどが歌声や表情から伝わってきて、とても胸が熱くなりました。それぞれが進路に向かって努力していく時期になりましたが、切磋琢磨し合い、最後はみんな笑顔で卒業できたらいいなと思います。

・私たちの学年は入学がコロナの流行と被り、1.2年生のときに思うように活動を行うことができなかった。少しずつ制限が緩くなってきており、できることが増えてきたからこそ、教育学部2期生でひとつのものを作り上げたいと思った。

 

 

 

【パート練習_4月・5月の様子】