3年生が「心理実習」の模擬実習を行いました。

  • 2024.6.7
  • 心理学科

3年生が「心理実習」の模擬実習を行いました。

 本学心理学科では、3年次から「健康・社会心理学コース」と「臨床心理学コース」の2つのコースに分かれます。

 

 このうち、心理支援に関する専門的な知識を養い公認心理師国家資格取得を目指す「臨床心理学コース」においては、3年次後期から始まる「心理実習」に向け、模擬実習を行いました。

 

 模擬実習では、本学キャンパス内に設置されている、大学院生の実習施設であり地域に開かれた相談室である「心理教育相談センター」で実習を体験しました。

 

 模擬実習とは言っても、助手の平原先生をお招きし、センターの業務や来談者の動向といった専門的な内容の講話を行ってもらった後、実際にセンターの内部を見学するという、本格的な内容で行われました。

 

 臨床心理学コースの学生も、実地での実習さながらに実習計画書の作成を行い、センターの役割に関する事前学習をしっかりと済ませた上で緊張感を持って臨んでいました。

 

 どうしても座学での学びが中心となっていた3年生にとっては、実際の面接室やプレイルームを見学し、箱庭療法や心理検査の用具にも触れることができた模擬実習は、新鮮な体験となったようで、見学後もたくさんの質問が挙がっていました。

 

 心理専門職になるための学びは、理論を学ぶだけでなく体験や実践を組み合わせることが重要です。

 これから公認心理師を目指して頑張っていきましょう!

 

講話の様子です。模擬実習ですがスーツを着て臨みました!

見学の様子です。箱庭のミニチュアの多さに驚いていました!