附属高校こども教育クラスの生徒が「教育実習Ⅰ」(模擬保育)に参加しました―幼児教育コース―

  • 2025.7.31
  • 教育学科

附属高校こども教育クラスの生徒が「教育実習Ⅰ」(模擬保育)に参加しました―幼児教育コース―

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 幼児教育コースには、金曜日の4コマ目と5コマ目に科目「教育実習Ⅰ」が設定されています。この科目の対象学生である3年生は、保育の指導案(保育を行う際の計画案)作成し、先生として模擬保育を実践します。先生役はあらかじめローテーションで組まれており、すべての学生が2回ほど先生役を、また役を担わない時には幼児の役をします。仲間とともに指導案検討を行ったり、モギモギ(空きコマを利用した事前の自主的な練習)を行ったりします。

 

 

 6月20日(金)、この科目に附属高校こども教育クラス2年生と3年生の生徒が来学し、幼児役として模擬保育に参加しました。最初は緊張した様子でしたが、次第に打ち解け始め、笑顔もみられました。

 

 

 

 

 模擬保育が終われば、直ちに反省会が行われます。子どもたちに対する保育者の言葉かけや援助の仕方など、よりよい保育をめざした議論が活発に繰り広げられました。もちろん高校生らも参加。緊張しながらも、援助のあり方に関わる鋭い意見を出してくれました。

 

 

 授業後の感想として、高校生から「緊張したが、進学後の学びをイメージすることができた」、「(高校では学ぶことができないような)より専門的な視点で幼児教育を学ぶことができた」、「大学での学びをイメージすることができ、刺激的だった」といった意見が寄せられました。
 大学生も、「幼児役に高校生が加わることで普段以上に緊張感があったが、実践することができたため、自信につながった」とのこと。高校と大学が連携した学びは、大学生にも高校生にも有益なものでした。

 幼児教育コース3年生は、来月からいよいよ保育実習(保育所・施設)と教育実習(幼稚園)に臨みます。