“うんとこしょ!どっこいしょ!” それでも「かぶりん」はぬけません?!

  • 2025.1.18
  • 教育学科

“うんとこしょ!どっこいしょ!” それでも「かぶりん」はぬけません?!

 令和7年1月15日(水)、ぱらぱらと小雨が降る朝となったこの日。
 教育学科の幼児教育コースと児童教育コースの音楽ゼミの2、3年生が、広島文教大学附属幼稚園で音楽演奏会を開催しました。

 

 

 

 

 音楽ゼミでは毎年、夏と冬の年に2回、附属幼稚園に出向いて演奏会を開催しています。学期ごとに、学生たちは音楽劇やパネルシアター、合唱や合奏、ダンスなど、工夫を凝らして、子どもたちに楽しんでもらえる演奏会を企画・運営しています。

 

 

 

 

 今年の2年生は、『大きなかぶ』 をモチーフにしたオリジナル脚本の音楽劇を創作しました。かぶの種をまいたおじいさんが、世界一大きく育ったそのかぶを「かぶりん」と名付けるところから、物語は始まります。おじいさん、おばあさん、孫、犬、猫、ねずみ。みんなの力と勇気を合わせて、「かぶりん」を引っ張ります。会場の子どもたちも「うんとこしょ、どっこいしょ!」と元気な声で何度も何度も一緒に呼びかけてくれました。「かぶりん」がやっと抜けたとき、大きな歓声と拍手が起こりました。

 

 

 

 

 劇中の音楽や効果音、背景の装飾や被り物などもすべて、手作りで仕上げます。ゼミに所属して間もない2年生ですが、10月からの3か月を通して、仲間と切磋琢磨して1つのものを創り上げてきました。2年生が自信をもって活動できたのは、3年生・4年生の温かなサポートに支えられてきたことも大きな所以です。

 

 

 

 

 

 

 子どもたちと笑顔いっぱいの時間になりました。

 

 演奏会を終えた2年生の感想を一部紹介します。

◆子どもたちが笑顔で劇を見てくれてとても嬉しかったです。

◆今まで練習した成果を今日本番として披露することができたので達成感を得られました。

◆私の課題は、子どもたちの前でゆっくり話すこと、笑顔、大げさに表現することでした。このことは、いつもより本番にできたと思います。次も課題を克服できるよう頑張りたいです。

 

 今後の音楽演奏会関連の記事では、3年生の取組についても紹介していきます。