• 2019.10.16
  • 人間栄養学科

基礎調理学実習Ⅰでの初めての調理実習を行いました

 1年生が履修中の基礎調理学実習Ⅰでは、10月8日(火)に初めての調理実習を行いました。無水鍋で炊飯し「おにぎり」をにぎり、調理において最も頻度が高い操作である「切る」操作の説明の後「マセドアンサラダ」を調理しました。

 最近ではほとんどが炊飯器を使用して炊くご飯ですが、学生は鍋で炊いたご飯と炊飯器のご飯のおいしさの違いが分かった様子でした。また、普段から馴染みのある「おにぎり」ですが、形良く、中身の具材が見えないようににぎる、均等にご飯を分けみんな同じ大きさの「おにぎり」をにぎることは、最初は難しく、思うようにいかないようでした。

 美味しいお茶の入れ方も学びました。飲み物は食事の雰囲気を楽しくするためにも欠くことのできないものです。急須と湯呑は温めておくこと、1人分の茶葉の量や抽出温度や時間についても実践を通し確認することができました。

 また、試食時には【かつおと昆布の合わせだし】【煮干しだし】【顆粒和風だし】の3種類のみそ汁の官能評価も行いました。どのだしかわからないようにA・B・Cの紙コップに注ぎ、最も好ましい汁や普段飲んでいるみそ汁に近い汁を選びましたが、結果、顆粒だしが1番好ましく、普段飲んでいるみそ汁に近いと答える学生が多くみられました。

 自分たちで調理した食事をみんなで試食し、協力して作った食事は格別においしく感じたようです。これからも多様な調理実習を通して実践的に学び、今後に役立つ調理技術・技能を身につけていきます。