• 2023.11.16
  • GC学科

文教祭で出店!SDGsを考える取組

11月4日の文教祭は、3年ぶりに一般入場が許可され、多くの人で賑わう大きなイベントとなりました。

グローバルコミュニケーション学科では4年生の松原ゼミ生が「SDGs食堂」を出店しました。

 

このメニューの材料は、SDGs研究会が行っているフードロス削減ゼロ運動の活動で集められた食材を利用して作られたものです。試作段階ではなかなか満足いく味にならず、前日の夜遅くまで全員で試行錯誤を繰り返して、美味しくなるような味付けに取組みました。この努力が実り、当日は、多くの来店者から美味しいとお褒めにあずかり、配ぜん用の食器が足りなくなるほど繁盛しました。炊き込みご飯と豚汁を作って提供するという、ご家庭で普通に行われていることですが、自分たちで行うとなると、大変な作業なのだと実感しました。

 

 

SDGs食堂が多くの来場者の鼻孔をくすぐる中、2年生はSDGs目標10の「人や国の不平等をなくそう」を掲げて、技能実習生を支援する物品販売を行いました。

 

広島には多くの技能実習生が在住していますが、時に、彼らは不当な扱いを受けて帰国させられることがあります。その技能実習生から託された品物を店頭に置き、あらゆる世代が楽しめるように、ストラックアウトゲームの景品として手渡しました。

 

学生の感想をお伝えします。

 

「準備がとても大変で、パニックになりそうだった」

「大学祭に参加するのは楽しいけれど、1日中、お客さんの対応をするのはとても大変なことだと感じた」

「人が来てくれるかとても不安だった。でも、多くの人が楽しんでくれて嬉しい」

「飲食店に比べて集客は難しいけど、人と関わる仕事は楽しいと感じられた」

「次は別のことで挑戦してみたい。もっと多くの人に喜んでもらえるような店を運営してみたい」

 

5人にとって、とてもいい経験になった文教祭でした。学生や保護者様をはじめ、先生方や地域の方々にも大勢お越しいただきました。ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。