「未来の自動車の使い方」を考えました (協力:マツダ株式会社様)

  • 2023.1.18
  • GC学科

「未来の自動車の使い方」を考えました (協力:マツダ株式会社様)

 地域や企業の方から現代社会の課題をお聞きし、その解決法をグループディスカッションなどで考える課題解決型学習(PBL)に取り組んでいます。
 今回は、広島県を代表する企業である、マツダ株式会社商品戦略本部技術企画部の川畑様に、情報社会論(11月14日)の授業にお越しいただき、自動車の歴史、課題、将来像などをお聞きしました。
 
 マツダ株式会社様の講話を聴くにあたり、講話の前週(11月7日)の授業では、事前学習として、自動車産業を巡る最近の動きであるCASE:Connected(コネクティッド),Autonomous(自動化),Shared(シェアリング),Electric(電動化)やマツダの戦略などについて調べ、発表しました。
 次に、11月14日の授業では、マツダ株式会社の川畑様より、自動車における進化の歴史に始まり、最近の自動車会社の動向や課題、カーボンニュートラルなど具体的な社会課題解決の取組み、そして未来の自動車社会について、社会的背景も踏まえ多岐にわたるお話を聞きました。また、学生の質問に対する丁寧な回答を頂きました。
 講話の翌週(11月21日)の授業では、新しい時代の車を使ったニュービジネスを考え、グループディスカッションをしました。学生から「車を移動式カプセルホテルにする」、「イベントで人が集まる場所に派遣する移動式トイレにする」、「動く居酒屋にする」、「宅急便の自動配送車にする」などのアイデアが出されました。
 身の回りに当たり前に存在するものや使い方に対し、それを正とするのではなく、新たな課題の発見や新たな技術との融合を通じて、ニュービジネスを考えてみるのも面白いですね。
 今回、ご協力いただいたマツダ株式会社の皆さん、ご協力ありがとうございました。