文教チャレンジ! 海岸漂着物の回収ボランティアを行いました

  • 2022.12.22
  • GC学科

文教チャレンジ! 海岸漂着物の回収ボランティアを行いました

 グローバルコミュニケーション学科の自主ゼミ「SDGs研究会」の2~4年生13名は、2022年度後期の文教チャレンジ!の認定を受け、廿日市市大野鳴川海岸で海岸漂着物の回収ボランティアを行いました。
この活動は、広島県が瀬戸内海の美化・清掃を目的に提唱している「せとうち海援隊」に協力するものです。大野鳴川海岸は「Team NARU(チームナルー)」が定期的に清掃を行っていますが、今回は「広島文教大学SDGs研究会」と「Team NARU(チームナルー)」が共催で行ないました。
 今回、私たちが収集したゴミ袋の数は約30袋でした。回収された漂着物の内訳ですが、真っ先に連想されるのはペットボトルや可燃ごみではないでしょうか。ところが、回収された漂着物のうち最も多かったのは発泡スチロール、次が塩ビ管でした。発砲スチロールや塩ビ管は典型的な海洋プラスチックです。放置しておくとマイクロプラスチックとなり、海洋汚染の原因となります。
 この漂着物はどこから来たのでしょうか。広島湾は牡蠣の名産地です。宮島周辺には多くの牡蠣筏が浮かんでおり、この牡蠣筏に使われている発泡スチロールや塩ビ管が大量に海岸に漂着しています。それを私達のようなボランティアが回収しているのです。
 広島牡蠣は広島を代表する名産品ですが、その牡蠣筏から大量のプラスチックごみが流出している現状を変えるためにはどうすれば良いか、その対策の必要性を改めて考えさせられました。
今回の活動資金は、学生が個性的で魅力ある学生生活を実現できるよう、課外活動を行う際の経費を補助する制度、文教チャレンジ!からご支援いただきました。ありがとうございました。