• 2022.11.22
  • GC学科

第1回広島県大学生地域連携活動発表会

 11月19日(土)に、県立広島大学にて、第1回広島県大学生地域連携活動発表会が開催されました。県内12大学が集い、それぞれが課外活動で取り組んできた地域課題とその解決について、現状と課題などを報告し合いました。

 エリザベート音楽大学によるミニオペラ公演で地域在住親子への生の演奏会提供や、広島修道大学による地域防災活動、福山平成大学による動物の命を守る活動など、各大学の特色を生かした活動内容を聞くことができました。

 本学からは、グローバルコミュニケーション学科3年生の長田陽菜さん、4年生の池淵紗英さん、宮本昂樹さんが参加し、「多文化共生のまちづくり」について発表しました。

 上記3名を含む同学科の「多文化共生プロジェクトチーム」は、2021年度に、広島広域都市圏地域貢献人材育成支援事業の採択を受けて、「世羅町の多文化共生課題」に取り組んできました。このプロジェクトは、現在も続けて行っています。

 昨年度、現地訪問を行い、外国人材の聞き取り調査の中で、外国人が地域の中で孤立している状況や日本語学習が行われていないことに言及し、今年、日本語教室の立ち上げにかかわっています。

 発表会終了後には大学間の交流の時間があり、他大学の学生から大変多くの刺激を受ける機会となりました。宮本さんは、「他大学の学生の取り組みを聞いて、勇気づけられました。若者の力は社会にとって、とても重要であることがわかり、地域課題を地域住民の方と一緒に考えることで、よりよい社会が築けることが素敵だと感じる1日となりました。」と話していました。