- 2025.7.18
- 心理学科
「心理系公務員キャリアガイダンス」を開催しました

7月9日(水)、心理学科のプログラム育心として「心理系公務員キャリアガイダンス」を開催しました。
今年度も、昨年度に引き続き、広島県西部こども家庭センターより所長の岡田先生と、
本学大学院修了生の石原先生を講師としてお迎えし、心理系公務員の働き方についてご講話いただきました。
岡田先生からは、広島県の公的機関における心理職の配属先や担当業務のほか、
採用試験の流れや職員の実際の働き方についてもご説明いただき、本格的な就職活動を控える3年生はもちろん、
心理専門職としてのキャリアを目指す多く学生にとって大変有意義な時間となりました。
石原先生からは、児童心理司として働き始めた若手職員へのインタビューをもとに、
児童相談所で心理職が日々どのように支援に携わっているのかを紹介いただきました。
発表のなかでは、心理職にとって「想像性」を育むことの大切さに触れられ、
心理職を志す学生たちの今後の学びの指針にもなるアドバイスをいただきました。
全体での説明会終了後には、参加学生が先生方と直接お話しできる時間も設けました。
説明いただいた内容についてさらに質問をする学生の姿も多く見られ、広島県の心理職としての働き方はもちろん、
進路選択に関する具体的なアドバイスをいただくなど、貴重な学びの機会となりました。
当日参加した学生からは、次の声が寄せられ、このイベントが心理専門職として働くことの理解を深め、
心理学を学んだ先の将来のキャリアを考える機会になったことがうかがえました。
※参加者の声(一部抜粋)
・「実際に働いている方の考えや思いを聞くことができて、公務員の心理職ではどのような業務をしているかなどもとてもわかりやすかった。」
・「心理職といっても、公認心理師の資格を取って、それから各場所で働くというイメージだったが、県職員として、働く選択肢もあるのだと学べて良かった。」
・「大学院を出てからの進路に迷っていたので、とても参考になりました。」
心理学科では、大学での学びと現場をつなぐキャリア支援の一環として、今回のようなイベントを定期的に開催しています。
心理学を学ぶみなさん一人ひとりが、自分らしい進路を実現できるよう、学科教員一同応援しています!