技と情熱の集大成!「2024書道パフォーマンス・カーター大会inこうぬ」出場報告!

  • 2025.1.20
  • イベント

技と情熱の集大成!「2024書道パフォーマンス・カーター大会inこうぬ」出場報告!

「2024書道パフォーマンス・カーター大会inこうぬ」が、2024年11月16日(土)に広島県三次市甲奴町のジミー・カーターシビックセンターで開催されました。
出場した2大学と8高校の書道部が、音楽に合わせて躍動感あふれるパフォーマンスを披露し、会場を大いに盛り上げました。

書道部顧問の森 哲之先生(本学教育学科・教授)の指導のもと、この大会に向けて夏休み前の7月頃から本格的に準備を開始し、書道作品としての完成度を追求すると共に、振り付けや演出、背景となる絵画にまでこだわり、一つの作品を部員全員で作り上げる努力を続けてきました。当日は、3m×6mの黒色の人絹に鮮やかな色彩の絵の具を使い、楽曲に合わせたダイナミックなパフォーマンスを披露しました。

その結果、本学書道部は団体特別賞の「アメリカス市賞」を受賞しました。この成果は、日々の活動で古典臨書を重ね、技術の向上に努めてきた努力の賜物です。

 

当日の様子は、以下の動画からご覧いただけます。

 

 

「2024書道パフォーマンス・カーター大会inこうぬ」2024.11.16

 

大会出場を振り返って ~書道部長 吉永 朱里さん(教育学科3年)より~

 予選の事前審査を経て、昨年度に引き続き「2024書道パフォーマンス・カーター大会inこうぬ」へ2度目の出場となりました。今回は団体特別賞の「アメリカス市賞」と「個人特別賞」を受賞することができました。今大会では「乾坤一擲」を作品テーマにしました。「乾坤一擲」は、「過鴻溝」という韓愈の詩が出典です。一か八かの勝負に出るという意味で用いられる言葉ですが、私たちは勝負に出た劉邦の思いに焦点を当てました。劉邦が戦いの一瞬一瞬に全てを懸けていたように、書の真を追求するために、一瞬一瞬、一筆一筆に私たちの全てを懸けて挑みたいと思いを込めました。構成を考えるにあたり、背景の絵も劉邦を龍、項羽を虎と記した「過鴻溝」を参考にしました。また、楽曲についても、鎌倉幕府を安定させるために奮闘した北条義時を題材とした「大河ドラマ鎌倉殿の13人」のテーマ曲や夢に向かって全力な少年を歌詞にしたスキマスイッチの「全力少年」にしました。そして、克己しながら日々を過ごす人々を応援したいという思いを込めてサンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」に合わせてダンスを取り入れました。私たちの書道パフォーマンスで観客の皆さんに書道の魅力を感じていただき、少しでも笑顔になっていただけていたら幸いです。
 書道を通じて会えた仲間、ご指導いただいた先生、大会関係者の方々に感謝の気持ちで一杯です。これからも、書の上達を目指して、仲間と切磋琢磨したいと思います。

 

 

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