• 2025.6.20
  • 人間福祉学科

1~3年生が“仕事”について共に考えました!

6月の人間福祉学科の育心プログラムの様子をお届けします。

今回は、初めての試みとして1年生から3年生合同で育心プログラムを実施しました。テーマは「仕事をすることについて考える」で、転職をして福祉の世界に飛び込んだ女性の、仕事に取り組む様子を写したドキュメンタリーを視聴し、それをもとにグループで話し合いを行いました。

主人公の女性が働く介護施設では、認知症のお年寄りを地域の中で支える取り組みがなされており、施設スタッフは、地域住民の理解や協力を上手に得ながら、認知症利用者の意向や生活ペースの尊重に努め、できるだけ住み慣れた地で暮らし続けることを目指した地域福祉を実践していました。

この映像を視聴し、学生たちは人間福祉学科の学びのベースである社会福祉について学びを深めるだけでなく、仕事をする目的ややりがいなどについて考えました。

 

      

 

 

 

視聴後は、「映像の主人公が仕事に求めること」をテーマに他学年混合でグループワークを行い、意見を交換しました。そして、「社会福祉士の役割として学んだこと」や「自身が仕事に求めること」について自らの考えをまとめました。学生たちからは、「その人を支えると言うことは、その人の尊厳を守ることも大事だと知れた」、「本人の気持を第一に優先する。地域とのつながりを強め、町全体で応援できる環境を構築することが大切」など、多くの気づきや学びの感想があがりました。

学年を超えたグループワークでは、3年生が後輩に言葉を選びながらわかりやすく伝える工夫をしていました。1、2年生は緊張する姿も見られましたが、しっかり意見を表明することができていました。このような学年を超えた機会を通して、対話力や協同性を育てる機会になればと思います。