• 2021.11.30
  • 教育学科

小学校へ観察実習に行きました

 

令和3年11月24日(水)

初等教育専攻1年生98名が、

「児童の理解」の授業で小学校へ観察実習に行きました。

 

 

大学近隣にある

3つの公立小学校にお世話になりました。

 

各小学校では、

5校時・6校時・帰りの会の

子どもたちの様子を参観させていただきました。

 

 

 

10月に実施した児童クラブの実習に続いて、2度目の実習となります。

2度の実習の目的は、

「児童クラブ・小学校での観察・関わりを通して、児童のさまざまな特性や実態について知ること

です

 

学生は、

児童クラブと小学校の環境について学ぶとともに、

子どもたちの様子を観察し印象に残った動きや言葉、表情などを記録します。

 

その記録をもとに

グループで考察・討議を行うことを通して、

児童の心や身体、学習などの特徴について理解を深めていきます。

 

 

 

 

 

実習後の学生の記録を一部紹介します。

 

 

『普段から周りを助けたり集団で生活することの大切さを

教えられたりしていることがうかがえた。

担任の先生の細やかな指導の継続が、

児童たちの人格形成につながることが分かった。』

 

 

『児童の好きなことや好きなものに対する姿勢がすごいと思った。

その姿勢をほめることでさらに学習意欲を高めることができると分かった。』

 

 

『児童同士の関わりをみて、

優しい言葉をかけあっていて思いやりがあり、

とても素晴らしい言動や行動がたくさん見られた。

先生や友達のたった一言のサポートで、

勇気や自信につながるのだということを再確認することができた。』

 

 

『人前に立つのが苦手な児童、

問題を間違うことが不安な児童がいることが分かった。

そういった児童一人ひとりに合った声かけが大切だということを

改めて実感できた。』

 

 

 

今後の講義では、このような感想や記録をもとにグループ討議を行います。

 

さらに、

幼稚園へ実習に行った学生・中学校へ実習に行った学生と合同で、

実習報告会を行う予定です。

 

違う校種での学びを共有することで、

子どもの見方・とらえ方を広げていくことはもちろんのこと、

校種を超えた学生同士のつながりも深めながら学んでいきます。