- 2026.6.23
- 心理学科
「心理実習指導」における模擬実習を実施しました
本学心理学科では、公認心理師の国家資格取得に向けた必修科目「心理実習」の準備科目として、3年生を対象とした「心理実習指導」を開講しています。
本科目は、学生が病院や学校、福祉施設などの学外実習に臨む前段階において、必要な心構えや基本的な技術・マナーを身につけるとともに、事前・事後学習の方法を習得するための重要な準備期間と位置づけられています。
今回は、本学附属の臨床心理相談機関である「心理教育相談センター」にて、模擬実習を実施しました。
学生たちは、事前学修として、1週間前の授業で本学の相談センターに加え、他大学の相談機関についても調査し、そこで得た疑問や気づきを共有したうえで本日の実習に臨みました。
当日は、まず相談センター内の見学を行いました。見学中には学生から質問が寄せられ、施設の専任相談員は、その鋭い観察力に驚かれていました。
実際のカウンセリングルームの構造や、プライバシーへの配慮について、五感を通して理解を深める貴重な機会となりました。
後半には、専任相談員による講義が行われ、心理職の現場で求められる基本的な心構えや実践的なスキルについて学びました。学生たちは熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。
今回の模擬実習を経て、事後学修では、以下のような意見や学びが学生から寄せられました。
まず、プレイルームの使い分けや安全対策、照明や使用中ランプといった設備面の工夫、相談員控室における専門書の活用など、相談センターの具体的な環境や運営について多くの気づきが共有されました。
また、利用者の多くが発達に関する相談を中心としていることや、知能検査をはじめとする各種心理検査、箱庭療法などが実践されていることについても理解が深まりました。
さらに、当初は「大学院生の実習の場」という印象をもっていた学生たちも、被災者支援や子育て支援プログラムなど、地域社会への貢献という側面に触れることで、相談センターの役割をより多角的に捉えるようになりました。









