「ひろしま食の手帖」のプロジェクト~JA広島中央女性部による料理教室編~

  • 2025.7.4
  • 人間栄養学科

「ひろしま食の手帖」のプロジェクト~JA広島中央女性部による料理教室編~

今年度も、人間栄養学科の2・3年生5名が「ひろしま食の手帖」のコラム執筆やレシピ考案に参加しています。広島県の食材や郷土の味を深く知るため、今回はJA広島中央女性部の方による料理教室に参加し、同じく「ひろしま食の手帖」関わっている安田女子大学の3年生4名とともに学びの機会を得ました。

 

 

料理教室では、広島県の郷土料理である団子汁のほか、安芸津のじゃがいもやレモン、広島菜を使用した料理を教えていただきました。女性部の皆様からは、食材の栽培環境や特徴についても丁寧な説明があり、学生たちは、真剣な表情で話を聞き、熱心にメモを取っていました。

学生たちは、食材の大きさや形、加熱時の火加減などに注意しながら、手順をしっかりと確認しつつ、広島の郷土の味を一つひとつ丁寧に再現していました。

 

 

今回の料理教室では、レモン寿司、枝豆ご飯、安芸津じゃがいものコロッケ、こんにゃくの白和え、いりこみそ、だんご汁、ねぎキムチ、広島菜のお好み焼きの8品を作りました。色とりどりの料理が並び、広島の食材の魅力が存分に詰まったメニューとなりました。

 

 

完成した料理をみんなで試食しながら、学生たちは広島の食材のおいしさを実感していました。「広島菜は漬物でしか食べたことがなかったけれど、生でもとてもおいしい」、「安芸津じゃがいもを使ったコロッケは、ほくほくしていて芋の甘みが強くて驚いた」といった感想が聞かれました。

今回の体験を通じて、学生たちは食材への理解をより一層深めました。この学びを活かし、今後のコラム執筆やレシピ開発にさらに意欲的に取り組んでくれることと思います。