第2回オープンキャンパス学科イベントの様子をご紹介します

  • 2024.6.14
  • 人間栄養学科

第2回オープンキャンパス学科イベントの様子をご紹介します

 6月9日(日)に第2回オープンキャンパスが開催されました。

 今回の学科イベントのテーマは「管理栄養士の仕事を知ろう!」をテーマに、本学科卒業生で管理栄養士として働く先輩2名にお越しいただき、勤務先での仕事内容や、やりがいについてお話していただきました。卒業生2名は2020年3月に本学科を卒業し、社会福祉法人平成会に就職された川﨑穂果さんと田中真帆さんです。お二人の各配属先施設の特徴や、仕事内容・利用者様へどのような食事を提供しているか等写真を用いてわかりやすくご紹介していただきました。また、お話の最後には、「文教でよかったこと・学んだこと」、「高校生の今やるべきこと」についてもお話してくださいました。

 

 

 

 卒業生のお話の後には、グループ対抗でビンゴゲームを行いました。このビンゴゲームでは、グループごとにマスを完成させます。各マスには卒業生のお話の中で紹介のあった「行事食」や、「人気メニュー」、「個別対応」などの指定された項目が書かれており、各項目ごとにグループで話し合いながら語群から選んだ用語を書き入れていきます。初めて会った方との共同作業で緊張しながらも、全グループが協力し合ってビンゴのマスを完成させました。各グループのマスが完成したら、卒業生が交互に用語が書かれたくじを引いて読み上げます。くじと同じ用語がマスにあったら塗りつぶして、ビンゴを目指します。なお、「行事食」・「人気メニュー」・「個別対応」の項目に関する用語では、その都度、卒業生がさらに詳しく説明してくださいました。賞品も用意されていたので、どのグループもワクワクしながら、用語の読み上げを待っていました。最初は緊張していた各グループも、ゲームの進行とともに笑顔が増え、楽しんでおられました。

 

 

 

 

 ミニ体験・展示コーナーでは、「循環型農業の取り組み~野菜作り~」をテーマに、3年生が1年次から取り組んできた、食品ロス削減の活動や循環型農業の実践に関する資料を展示しました。また、この取り組みの中で育てた小松菜を使用した「小松菜蒸しパン」の試食提供も行いました。

 展示コーナーでは、実際に循環型農業を体験した学生から参加者へ、取り組みを通して感じた喜びや難しさを楽しそうに伝えている様子が印象的でした。また、「小松菜蒸しパン」を試食してくださった参加者からは「小松菜の香りがする!!」、「わあ!おいしい!」という感想をいただくことができました。鹿に食べられないよう大切に育ててきた小松菜を使った蒸しパンを食べていただくことができ、学生も感激した様子でした。

 ミニ体験コーナーでは、賞味期限の食品と消費期限の食品を分類する体験をしていただき、こちらも盛り上がっている様子でした。

 

【ミニ体験・展示コーナーの様子】

 

【小松菜蒸しパン作りの様子】

 

 当日朝に収穫したての新鮮な小松菜を使い、頑張って作りました!!

 

 ランチでは、キッチンカー米米さんと人間栄養学科4年生がコラボして調理・販売を行いました。販売したメニューは、4年生が考案した「鶏の照り焼き丼と冷製もち麦入りスープ」です。メニュー考案のポイントは、①ご飯に広島県産の小松菜を混ぜ込み、野菜も摂取できるようにしたこと、②スープの具に安芸高田市産のもち麦を使用し、冷たくして飲みやすくした2点です。また、今回はもち麦を使用したデザート「もち麦入り3色アイス風」も考案し、販売しました。

 

【キッチンカー米米さんでのランチ販売の様子】

 

 

 次回のオープンキャンパスは、7月21日(日)開催です。学科イベントのテーマは、「広島もみじの会~小児糖尿病サマーキャンプの活動について~」で、平成11年度から継続している人間栄養学科で最も歴史のある課外活動についてご紹介します。また、体験・展示コーナーでは、減塩の工夫やサンプルの試食と、治療用特殊食品の味比べなどが体験できます。ぜひ、人間栄養学科のイベントにも足を運んでみてください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。