「広島市広域都市圏地域貢献人材育成支援事業」採択プロジェクト

  • 2021.11.1
  • GC学科

「広島市広域都市圏地域貢献人材育成支援事業」採択プロジェクト

令和3年度より、広島市が大学生を地域で貢献する人材として育成しようとするプロジェクトを始動させ、このうち「生活交通の維持・確保」における芸備線の利用促進及び沿線地域コミュニテイの活性化部門で、県立広島大学と広島文教大学の合同チームのプランが採択されました。芸備線は、本学の学生が重要な通学の交通機関として利用しています。実際に利用している学生もプロジェクトメンバーに含め、10月25日に、第1回芸備線乗車実験を実施しました。本プロジェクトのターゲットを三次市に置き、地域自治体との連携を行いながらコミュニテイの活性化プランを練っていきます。

当日は冷え込みの厳しい1日となりましたが、三次駅からはレンタサイクルを利用するなどして、元気に活動してきました。「mugimugi・café」「エイコーンズ」といったカフェで地元の人が交流する場を取材し、「三次のさんかく」という新しいゲストハウスでは、社長から操業のいきさつなどを詳しく教えていただきました。レンタサイクルは、まだ実証実験中で今後の利用増が望めるかどうかを推し量っている段階で、参加した7名分の自転車が借りられないなどハプニングもありました。

目玉となる「もののけミュージアム」は、子どもが楽しめる場所だと期待していたのですが、展示会場のみになっていることに、早くも学生から改善点が上がっています。

今後、県立広島大学の学生と連携して、三次までの列車の旅と三次市内における魅力の発信について、深めていく予定になっています。