認知症サポーター養成講座を開講しました

  • 2017.01.18
  • 人間科学部

認知症サポーター養成講座を開講しました

平成29年1月11日(水)、広島市三入・可部地域包括支援センターに依頼し、全学科学生対象の認知症サポーター養成講座を開講しました。

約70名の学生が参加して認知症について学びました。

認知症サポーターとは、認知症に対して正しい知識を身につけ、日常生活や職場の中で認知症の方や家族をサポートする人です。

今回は、講師に医療法人社団恵正会デイケアそよかぜの佐々木所長をお招きし、講義していただきました。

2017.1.1101.JPG

認知症に対する正しい知識をもつことの大切さや、認知症の方の気持ちの理解、認知症の方が安心して暮らすことのできる見守りについて学びました。

講義の中では、普段の生活の中で起こるさまざまな出来事について、学生たちの捉え方と認知症の方の捉え方を対比して説明していただくことで、認知症への具体的な理解が深まったようでした。

これまで認知症について学んだことのない学科の学生からは、「これまでの自分がもっていた認知症の認識が違っていたことに気づき、新たな認識を持つことができた。」、認知症について学んできた人間福祉学科の学生からは、「自分たちが学んできたことの確認となった。」という感想が聞かれました。

2017.1.11.0.JPG

超高齢化社会を迎え、ますます認知症高齢者が増えていくことが予測される中、正しい知識を持ったサポーターとして、地域社会の中で活かしてくれることを期待しています。

認知症への理解が広まっていくよう、この養成講座は今後も開催する予定です。