- 2024.8.19
- 人間栄養学科
「小児糖尿病サマーキャンプ」後編(4~5日目)

『小児糖尿病サマーキャンプ』後半の様子をご紹介します。
キャンプ4日目の午前は「カレー作り」です。今年は猛暑のため、食堂で行いました。学年ごとに担当する食材の皮をむき、丁寧にカットしました。ヘルパー学生たちが見守る中、子どもたちは安全に時間内に作業を終えることができました。カレーを煮込んでいる間に、デザートの “フルーツ缶”も作りました。
午後のおやつタイムでは自分たちで作ったゼリーをおいしくいただきました。
最後の夜は、恒例の「キャンプファイヤー」です。子どもたちは、練習してきたダンスを披露! 皆で踊ったり、ゲームをしたり・・・ファイヤーを囲んでお話も尽きません。
いよいよ5日目、最終日となりました。
午前は、医師による「糖尿病教室」と管理栄養士と管理栄養士を目指す学生が行う「栄養教室」です。
文教の学生ヘルパーは、小学校4年生以下を対象に、“カーボカウントをしてみよう!” というテーマで、普段よく食べる食材に含まれる糖質量をクイズを通して確認しました。子どもたちも積極的に参加してくれて盛り上がりました。
全ての企画を終え、昼食後は閉会式が行われました。帰りのバスに乗り込む前にメッセージカード入りのお菓子の詰め合わせをひとりひとりに手渡しました。お別れを惜しんで涙ぐむ場面もありましたが、最後は笑顔で来年の再会を約束しました。
お陰様をもちまして今年のサマーキャンプも無事に終了しました。広島もみじの会の皆様、本年度もありがとうございました。学生ヘルパーにとっては長期間の活動で大変なことも多かったと思いますが、キャンプで得られた貴重な経験をぜひ今後の学びや進路決定に活かして欲しいと願っています。