• 2024.5.29
  • 人間福祉学科

食事介助を学ぶ!~実際にやってみよう~

こちらは2年生介護福祉コース「介護の基本Ⅱ」演習の様子です。

食事介助をする上で欠かせないさまざまなポイントを学び、実際に学生同士で食事介助を行います。

 

まずは食べる姿勢になっているかどうかを確認します。姿勢が悪いと食事が取りづらく、介助者側も難しくなります。そして、食べ物を口に運ぶ前にメニューの説明を行います。食べ物を本人にしっかり認識していただくことやお料理の匂いを嗅いでもらうことなどもごはんを美味しく食べるための工夫のひとつです。

   

そして、口のなかが潤っているかどうかも需要なポイントです。唾液の促進を図り、味噌汁やお茶などで水分を取ってから食事を始めます。うるおいを保つことや口内の残渣物を洗い流すことで、嚥下状態を良くします。学生は、他人から食べさせてもらうときに恥ずかしさを感じ、思わず照れ笑いする様子がありました。  

 

食事介助疑似体験を通して、食事を安全に行うことの難しさを感じました。また、食事の楽しみを感じてもらえるようどのようなことに気をつけ、工夫をしたら良いか考え学びを深めました。