- 2025.7.31
- 教育学科
私たちが得られたもの、大切にしたい友達や仲間

令和7年7月23日、広島市立可部東保育園の子どもたちと先生方を大学に招待して、音楽演奏会を開催しました。企画・運営を行ったのは、幼児教育コースと児童教育コースの音楽ゼミの3、4年生です。
幼児教育コースの4年生は、この音楽演奏会への取組をもって音楽ゼミでの音楽演奏会の企画・運営から退き、今後は後輩に引き継いでいきます。4年生にとっては学生生活最後の音楽演奏会への取組となりました。
前期の音楽演奏会への取組を通して、学生はどのような思いをもち、どのような力がついたのでしょう。学生のふりかえりを一部紹介します。
【音楽演奏会への取組を通して得られた力は何か?】
☑様々な力を得られたと思う。その中でも特に得られたと思う力は、学生同士の連携や思いやりの力である。演目をお互いに見合うことでそれぞれの良いところや改善すべきところを共有していく中で、思いやりや助け合いの大切さを改めて実感した。
☑ みんなが意見を出すことも大切だが、それ以上にその意見を受け入れる心が大切だと思った。みんながアドバイスを言い合える関係はとても素敵だと感じた。
☑リーダーを1人1回はする経験があることで、普段自分からリーダーをすることがないため、リーダーの立場に立って考えることで違う考え方や他の人の考え方に触れる機会が多く、たくさんの学びがありました。そのため、リーダー終わったあともリーダーの人をより支えたいと思ったり、抱え込んでないかな?と心配したりするなど気遣いの心を大切にしたいと感じました。
☑大人数で1つの演目をつくりあげる達成感や、色々な園の子どもたちと一緒に演目を楽しむ貴重な経験ができたことです。また、大変なこともありましたが、一緒にする中でゼミの友だちともより仲良くなれ、ゼミを通して大切にしたい友だちに会えたことがとても嬉しいです。
4年生は大切な仲間とともに、これから就職活動や採用試験・卒業研究により一層励んでいきます。音楽演奏会への取組を通して得られた力を糧にして、夢に向かって頑張ります。
(写真:音楽ゼミの4年生)