- 2023.10.18
- 人間栄養学科
2年生の野菜作り【第5報】~147日目の試し堀り~

10月17日(火)に大切に育ててきたさつまいもの試し堀りを行いました。5月24日(水)に苗を植えてから、147日も経っていたことに驚きです。人間栄養学科2年生が一丸となって”鹿対策”を行ってきた甲斐もあり、8月以降は被害を受けることなく今日を迎えることができました!本来よりは葉が少ないのかもしれませんが、葉が全て食べられてしまった畑の光景を思い返してみると、素晴らしい成長ぶりです。
【鹿に葉を食べられてしまった直後の畑】 【試し堀りをした日の畑】
しかし、葉は育っているものの「さつまいもできているかな…」「掘ってもなかったらどうしよう」と、学生たちはかなり不安な様子。 まず、”鹿の襲撃”にも負けず生き残っていた「紅はるか」から掘ってみることに。つるを引っ張ってみると…、あろうことか芋が全くついていませんでした。この様子にショックを受けた学生達でしたが「もう少し周りもしっかり掘ってみよう」と声を掛け合い掘り進めました。すると、小さいながらもさつまいもが育っていました!!「すごいすごい!」と学生達は大興奮。
【小さなさつまいもがちゃんと育っていました!】
小さいながらも、大事に育てたさつまいもが収穫できてひとまず安心。「もう一か所掘ってみよう!」と、スコップを深く差し込んでみると大きな頭が土から覗いてきました。全員が顔を見合わせ、大きなさつまいもが埋まっていることを確信!傷つけないように、慎重に掘り進め、ようやく収穫したさつまいもは、売り物のように立派に育っていました!「こんなに大きく育っとるのもあるんじゃね、よかった~!」とみんな嬉しそうな様子でした。
【さつまいもが土から覗いている様子】 【立派なさつまいもも収穫できました!】
今回の試し掘りで収穫したさつまいもは、味を確かめるために試作に使いました。一番大きかったさつまいもは400gほどありました!半分に切って中を見てみると、きれいな黄色をしています。
【半分に切ったさつまいも~きれいな黄色です】
油で揚げるときつね色になり、食欲をそそります。砂糖などを絡めて完成です!小さなさつまいもも十分美味しく食べることができました!
【「おさつチップス」試作の様子】
試し掘りをするまでは、さつまいもができているかどうかとても不安でしたが、美味しいさつまいもが収穫できそうで今から楽しみです。 来週、畑のさつまいもを全て収穫する予定です。さつまいもは、収穫してから寝かせておくことで甘みが増すそうなので実践したいと思います!
収穫したさつまいもは、文教祭の当日「おさつチップス」にして提供する予定です。是非、食べに来てください!
※文教祭は、2023年11月4日(祝)開催、「人間栄養学科2年生」のブースは、広島文教大学3号館1階 10:00からオープンします。