可部公民館で「環境講座 お弁当de簡単エコクッキング」が開催

  • 2022.9.1
  • 人間栄養学科

可部公民館で「環境講座 お弁当de簡単エコクッキング」が開催

 8月27日(土)に、可部公民館で、親子で参加するエコクッキング教室が開催され、人間栄養学科3年生4名考案のお弁当レシピを8組の親子と共に調理しました。この事業は、可部公民館、広島市環境局環境政策課、広島市青果食品商業協同組合、広島文教大学の共催で行われました。

 この事業の目的は、食材を無駄なく使いきる調理方法を学びながら食品ロス削減について考えてもらうことです。更には主食・主菜・副菜の揃ったお弁当を実際に作ることで栄養バランスや適量を学ぶこともできます。環境講座ということもあり、調理を始める前に学生から食品ロス削減について参加された皆さんにクイズを交えた講義を行いました。

実際に作り始めると、1品1品調味料の分量を量ったり、細かく切ったりする作業がありましたが、班ごとに役割分担をし、学生もお手伝いしながら楽しく作業を進めることができました。

 今回は、新型コロナウイルス感染症対策のため試食は行わず、持参してもらった自分の弁当箱に詰めて持ち帰って頂きました。調理後のアンケートでは、「親子で参加できて楽しかった」「また参加したい」などの回答がありました。参加した学生からは「小学生との交流がとても楽しかった」という感想があり、充実した時間を過ごすことができました。

 レシピ完成までには何度も修正を重ね、2月に予定されていたこの教室がコロナ禍の影響で延期になったこともあり、やっと開催できた親子エコクッキング教室でした。学生にとっても達成感が得られ、自信をつけることができるイベントとなりました。

 今後も食品ロス削減を目的とした事業を公民館などと協働しながら実施していきたいです。